今日は、小学校の学芸会でした。
全校生徒で20名程度の小さな学校なので、わが子の出番がいっぱいで楽しく終了しました。
器楽演奏が「ボレロ」でした。
有名なバレエ音楽ですが・・・子どもたちの演奏に感動しました。
演奏を聴きながら、昔見た映画「愛と哀しみのボレロ」が思い出されました。
ふと浮かんだ映像は、ボレロに合わせて踊るバレエダンサーの姿とナチに占領され収容所に列車で運ばれる途中 乳飲み子のわが子を助けるために、列車からそっと地面に置き去りにするユダヤ人夫婦の姿。その後父親はガス室で処刑されてしまいます。
ユダヤ人であるがために数奇な運命をたどってきたものたちが、一つの舞台で一同に出会う・・・そんな映画だったように思います。
愛するわが子を守るために手放さなければならない、それも凍てつく夜の地面に・・・そんなシーンに泣けたものでした。
母親は、処刑を逃れ生き延び、手放したわが子を必死に探します。
なかなか出会いはなく、精神を病んでしまう母親・・・でも出会えるんです。
20年以上前に観た映画です・・・・子どもたちの演奏を聴きながら、意識は、タイムスリップしていました~^^