6月にタクティールケアの研修を終えて、今度は認定試験へ向けて実習へと9月から突入します。
5名の方へ計100回のタクティールケアを実践します。
両手で包み込むように、相手の手や足、背中をゆっくりさすってゆくタクティールケアは、受ける人を深いリラックス状態に引き込みます。
研修中わたしも何度も夢見心地になりました。
ツボを刺激するとか、リンパの流れを良くするということではなく、肌と肌を触れ合わせることで「安心する」「気持ちいい」という感情を共有する事がこのケアの目的です。
医学的にには、触れられる事による触覚刺激が脳の視床下部に伝わり、血中に安心感や信頼感を生むオキシトシンというホルモンが分泌され効果が得られます。
施術をする側も受ける側も、双方が癒されるのがこのタクティールケアの特徴です。
もともとは、スウェーデンの未熟児医療の現場で看護師さんが実践していたケアに端を発します。
日本では、主に認知症の緩和ケアとして老人福祉の現場で広がっています。
わたしが勤める病棟は、ほとんどが高齢な方なのでやりがいがありそうです。
実習をしながら感じた事などをつづってゆきますね^^
タクティールケアコース1 研修(札幌 ラ・パースにて)
最後は、インストラクターの方と熱いハグを交わして終了しました。