存在を忘れられてしまう会話をする人の共通点

こんにちは
東京中央カウンセリング塚越友子です。

会話を含んだ恋愛力や社交力のトレーニング時に
必ずチェックすることがあります。

トレーニングは実際に会話をしないと上達しないので
ロープレ相手とテーマにそって会話をしてもらい
動画も撮影します。

そして、動画を見ながらフィードバックを行います。

例えば、婚活パーティーでのフリータイム会話の練習

というケース

相手役に「最後にその人を選ぶか？」を残酷ですが
ききます。

もちろん、理由もあわせてね。

たいていですね、

「うーーん、まぁ、話はそれなりに盛り上がったけど
　ほかの人と話したら、存在忘れちゃうかな」

という返答に。

それなりに話を続けることは、みなさんできるんですよね。

会話が苦手とトレーニングやカウンセリングに訪れるタイプには

①全くはなせない
②話せるが、存在感は残せない
　　　　　　無難におわる

の２タイプに分かれます。

昔は、全く話せないという人が多かったのですが、
最近は圧倒的に「無難に終わる」人が多いんですよね。

前回お話した「Google会話」をしているというのも
敗因ですが、もう一つ

大切な大切な基本を忘れていることが多いのです。

それは、会話には「目的」があるということ。

就職の面接なら
面接官に好印象を残すような受け答え

会社のミーティングなら
上下関係、自分の役職・役割をふまえた受け答え
結論を考えた受け答え

会社の飲み会ならば
上司・先輩の接待（上司の立場なら、部下との交流）

サークル内での雑談ならば
サークル内での出来事の共有
お互いを知る

出会いの場面で相手が気になるなら
次に会うために会う理由を仕込んだり、連絡先をきく
自分と会う意味を与える

などなど、一般的に考えられる目的はざっとこんな感じかな

無難に終わってしまう人は、その場面場面での目的に
応じた受け答えができていないという大きなミスをおかして
います。

婚活パーティーの例でいくと、その他大勢とごっちゃに
なってしまう状況に

「趣味はヨガです。」
「休日は料理をしたり本を読んだりします。」

と答え、相手の話をきかなくちゃと

「それいいですね～」
「そうなんですね～」

を繰り返していたら、あっという間に忘れられてしまいますよね。

どうやって、その他大勢と短い時間で差をつけるのか？

珍しい趣味があったらいいのか？

いいえ、違いますよ～

ヨガが趣味だっていいんですよ。

では、目的を果たすために、どうすればいいのか？

それはまた次回

今日は、会話には目的がある！ということを
覚えてください。

どんな目的を持って、あなたは今日、会話をしましたか？