闘病生活・手術までのメンタルの保ち方 | 塚越友子(臨床心理士・公認心理師)オフィシャルブログ Powered by Ameba

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築地駅徒歩1分のカウンセリングルーム 東京中央カウンセリングの心理カウンセラー(臨床心理士・公認心理師)塚越友子が薬に頼らず「うつ」や心の病を治す方法♪&だれとでもうまくつきあえるようになる人付き合い上手になる方法♪を教えます♪

こんばんはCareBears+゜
東京中央カウンセリング塚越友子です。

今年のGWはいつもとご相談の傾向がちょっと
かわっていました。

ご相談の主流が「メンタル以外の闘病中の心の保ち方」や
「手術をうけるまでの心の保ち方」といった闘病にまつわる
ものとなりました。

完治しにくい型の急性C型肝炎を2年の闘病生活で
完治させ、同時に急性膵炎や急性腹膜炎で手術、
そして、闘病生活の疲れやインターフェロンの副作用で
発症したうつ病?!を寛解させた体験者として
どうしていたのか聞きたい、

生きている私をみて安心したいというお気持ちから
いらしていただいているんだなと私も受け止めていました。

(※私のうつ病はうつ病かもあやしく、専門知識を得て
  勉強した今では、薬剤性精神病に発展してしまった
  薬によって悪化したうつ病だと思われます)

さて、ここからは、専門家としてよりは、体験者として
どんな風にして闘病中の苦しさからメンタルを保っていたか
をお話します。

急性C型肝炎を発症してすぐの1回目の入院では、
私はメンタルを崩すことはありませんでした。

なぜなら、それは私の側にメンタルを保ってくれる
コーチのような存在が毎日お見舞いにきて支えていて
くれたからです。

そのコーチが私をどのように支えていてくれたかというと

退院してからやりたいことリストを毎日
書くように側で言い続けてくれました。

入院した当初は、肝臓の数値が2000という異常値だったので
意識ももうろうとして眠り続ける毎日でしたが
それでもちょっと意識があるときには、生きる気力を持たせる
ために、

「退院したら、何がしたい?」

といつも問いかけてくれました。

何も考えられませんでしたが、苦し紛れにリストに書いた1つに

【ディズニーランドにいく】

という項目が。

私はサンリオは大好きですが、ディズニーは特に好きではありません。
究極苦しいときには、「夢のような楽しい世界」として思わずあげて
しまったようです。

ディズニー恐るべし(笑)

次に、肝臓も膵臓もやられていましたので、絶食措置となり
点滴だけで栄養をとって生きていました。

それで、したいことリストの他に食べたいものポスター
病室に張りまくりました。

これも、不思議なもので、私の場合は「ジャンクフード・ファーストフード」が
たべたくて

ケンタッキーやマクドナルドのメニューポスター
ハンバーグのポスターをよく見える場所に貼っていました。

今思うと、ファーストフードの洗脳力の強さに別の意味で
閉口しますね~

非常に目立つ場所にたくさんはってあるので、
看護師さんたちが「ツカコシさんの病室でポスター毎日みるせいか
昨日ケンタッキー買ってしまったわ」と口々に雑談をしてくれました。

私は心の中では、よく食べられない人の前で食べた話ができるなぁと
小さくキレていましたが、まー表面上、「そうですか。いいなー」と
受け流していましたっけ。

いきたいとこ・したいことリスト
食べたいものリスト


これらは、希望のイメトレに自然になっていました。
退院後の未来を想像することで、退院できると勘違い
できますから、心は柔軟に保てますね。

そしてもう一つ重要なイメトレもしていました。

それは、毎日自分で「10」肝臓の数値を下げるぞと目標をたてて
一日中「10」数値が下がる、下がると念じていました。

これも、生きるという希望を自分の意志で作り上げるイメトレ
としては十分なものです。


行きたいこと・したいことリスト
食べたいものリスト
自己治癒のための数値目標



この3つを徹底することで、つらいインターフェロン治療、
絶食、緊急手術をなんとか乗り越えた1回目の入院でした。


ふりかえると、2回目の入院の際には、これを怠り、
最悪の事態、入院中に自殺未遂というずぶずぶと
メンタル的に壊れていく悪循環の一歩を踏み出すことに
なったようにも解釈できます。

2回目はいろんな意味で「希望」が少なかったように感じます。
また、妙に病院生活や治療にも慣れが生じたところがあるかも
しれません。

闘病生活は、

世界から切り離される孤独
治療にともなう痛み・苦しみ
死の恐怖

三重苦です。

GW中に、世界中の難病と闘う人たちの感動話を
テレビでやっていましたが、

やっぱり、共通するのは

「生きたい」

という気持ち。

やっぱり「生きるをあきらめない」これがもしかしたら
一番私たちに力をくれるのではないでしょうか。

「生きたい」という思いが奇跡の正体なんじゃないかな

私は「生きる」と思い続けることで、奇跡はおきるのだと
思います。
(もちろん、適切な治療とともにね)



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今日も最後まで読んでくださった素敵なあなたに
たくさんの幸せがおとずれますようにあひる

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