伍代夏子さんのC型肝炎闘病生活に思う | 塚越友子(臨床心理士・公認心理師)オフィシャルブログ Powered by Ameba

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築地駅徒歩1分のカウンセリングルーム 東京中央カウンセリングの心理カウンセラー(臨床心理士・公認心理師)塚越友子が薬に頼らず「うつ」や心の病を治す方法♪&だれとでもうまくつきあえるようになる人付き合い上手になる方法♪を教えます♪

おはようございます
東京中央カウンセリングの塚越 友子です

表題の通り、今日は伍代夏子さんのC型肝炎闘病生活の
公表記事を読んで私の大切なテーマを思い出しました。

思いをほとんど自分のためですが、綴っておこうと
思います。


「天職と出会うには」では、詳しく書きましたね
今の私はC型肝炎闘病生活がなければ存在しなかったでしょう。


私のころのC型肝炎の治療薬インターフェロンは伍代さんが
治療に使っているものより副作用がきつく、治療すること
自体が体力・気力を奪うきついものでした。

ちなみにインターフェロンの副作用は、

一般的には発熱、頭痛、筋肉痛、全身倦怠感、食欲不振、意欲低下。
白血球減少、血小板減少。甲状腺機能異常。血糖値異常。間質性肺炎。
不眠・うつ・自殺。目および網膜の症状。脱毛。皮膚疾患。低血圧、
頻脈、上室性期外収縮、心筋炎、などがあげられます。

みただけで、目がまわりますね。

私はインターフェロンをうつたびに、39度の熱をだしていました。
毎日39度ですよ!
想像できますか?

これがなんと1ヶ月です。
(最初は1ヶ月うったところで、副作用から腹膜炎になり
 一時治療は中断。2度の治療をうけて、現在は完治。
 ウイルスゼロです)

急性劇症C型肝炎でしたから、途中で血がつくれなくなり、
輸血をしながら、意識朦朧と死んでしまうのかなぁと、
死がとなりに寄り添っている時期もありました。

おまけに、急性膵炎も併発していたので、食事はとれず
胸からの点滴で命をつないでいました。


本当に体はつらく、死と隣り合わせではあったのですが

不思議と生きる意欲だけは強く持ち続けていたのです。


その後、インターフェロンの副作用からうつになった
ときは「死にたい」と思い、生きる意欲がなくなった
こととは対照的です。


両方の状態を経験して思うことは、
人は死と隣り合わせになると、
「生きる意欲」と「生きるつよさ」を持つことが
できるのではないか
ということです


うちの父方の祖母は、90を過ぎてガンになり、一時は
あと6ヶ月といわれました。

祖母はガンの闘病中、気持ち悪くて食べられなくても
「これを食べなかったら死んでしまう。食べるんだ」と
自分に言い聞かせて、食べたそうです。

そして、見事退院。すべてぬけた髪もまたはえ、あれから
5年生きています。


この時もやっぱり、「死」は人の「生きる力」をよび
さます
のだと思いました。


伍代さんは私のように今すぐ死んでしまうからといって
治療をはじめたわけではないので、軽くなったとはいえ
インターフェロンの副作用と闘っていると思うと


死と隣り合わせでないだけに、私以上にきついのでは
ないかと

夫の杉良太郎さんの支えは、本当に何者にも代え難い
副作用への特効薬だろうなと思います。

一人では乗り切れないもの。


体力を奪われる中、コンサートをこなすなんてすごいです。
副作用と闘う精神力、コンサートをする精神力。

今カウンセラーとして仕事をさせて頂いている私としては
私の闘病にも専門的にこころを支えてくれる人がいたら、
もっと違った結果になっていたのではないかと考えています。


そう、何がいいたいのかというと、思い出したのです。

私はカウンセラーになったら、C型肝炎で闘病している人を
支える仕事もしたいと。


お恥ずかしながら、自分の個人的な病院不信・病院嫌いで
近寄ることもしていなかった。


日本の、C型慢性肝炎の患者さんは、肝炎症状のない
持続感染者(キャリア)を含めると150万~200万人いると
推測されています。

そのうち治療をしているのは50万人ほど。

残りの100万~150万人の中には自分がC型肝炎ウイルスに
感染していることに気づいていない人もいる可能性があります。

厚生労働省が2002年から市町村の住民健診に
肝炎ウイルス検診を加えたところ、1年間で新たに3万人の
C型肝炎ウイルス感染者が発見されているそうです。

C型肝炎キャリアであると、最終的には肝硬変・肝臓ガン
になります。


若い世代には少なく、40代前後に多いようなので、
一度検査をされてはいかがでしょうか?


どんな風にこのテーマを実現させていこうか、
ちょっとしばらく真剣に考えてみようと思います。

最後に伍代さん、いろんな人に支えてもらってください。
決して一人でかかえこまないで。
気分がふさいでも、それは本当の自分じゃないから。
病気じゃなくて、副作用と闘う、それがC型肝炎という病気。


今日も最後までおつきあいくださいまして
ありがとうございますあひる


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