仮面ライダーアマゾンズ~シーズン2 | 気紛れな心の声

気紛れな心の声

気がついたこと 不意に感じたこと とりあえず残してみようって^^…最近は小説化しているけれど、私の書き方が上手くなるように感想くださいね

あらすじ》

トラロック事件から5年が経ち、実験体のほとんどが駆逐され、世界は平和になりつつあった。だが、今度は人間に感染するようになったアマゾン細胞「溶原性細胞」が蔓延し、普通の人間がアマゾン化するという事態が発生していた。これに対し、政府は新組織4Cを結成し、アマゾン化した人間を秘密裏に駆逐していた。

そんな中、「アマゾンに育てられた」という孤児の少年千翼は、4Cに保護され教育を受けていたが脱走。アマゾン狩りをして収入を得る不良少年グループTEAMXに拾われ、その戦力として、仮面ライダーアマゾンネオ変身し、アマゾンたちと戦っていた。だが、生まれつき食人衝動に駆られる千翼の前に、カラスアマゾンに変身して戦う謎の少女イユが現れる。千翼は人生で初めて「食べたい」と思わない彼女に惹かれるが、イユの正体はアマゾン化してしまった父親に殺され、4Cの手でシグマタイプとして蘇らされたアマゾンであった。イユをただの兵器として扱わせないため、千翼は4Cに復帰し、戦闘部隊の一つ「黒崎隊」の一員となる。その一方、溶原性細胞を蔓延させているのがトラロック作戦から生き残ったマモルであると知った志藤たち旧駆除班は再集結し、同じくマモルを止めるために表舞台に姿を現した悠、そして悠と向き合うために4Cに加入した美月とともに、再びアマゾン狩りを始める。

 

《私的にコラムってみる》

アマゾンプライムドラマとして当映画企画をアマゾンに持っていったときネタとして大ウケをされたことで制作が開始された作品が、シーズン2放映になるし、映画になるしと人気作品に。

最近の傾向的に仮面ライダーは人気が高いみたいですが^^

そういえば…なぜ特撮を楽しむのか?と質問が投げかけられたことがある。最近の傾向的に、それを好きというのは特別なことでもないけれど、いい年をしていると子供番組なのに的な要素が勝手に自分の中にあって答えがすぐに出なかったりする。

で、考えてみる。

特撮の良いところは、単純な構造。正義と悪に二分して、悪が負けることになっている。単純にそれを見ていたのが、昔の作品を見返すとそれなりに学ぶものが存在することに気がつく。

テーマは作品で違うものだが、1話ごとに込められるものがあるように思える。最近のは壮大なテーマの中で、」小さく学ぶ機会をまぜてくれているような感じですが…

単純に、特撮には、ドラマなどでは作り出せないどぎつい問題(悪)を取り上げて訴えかける教えがあると感じるからですw

 

と、ここで答えてもこれ読む確率は著しく少ないですけどw

 

さてコラムって

前作から5年の歳月が過ぎた

でもアマゾンがいなくなったわけではなく、静かに街の影で暗躍し続けているというわけで話が再開します。全滅させるために、仕掛けた大掛かりな作戦。それはすべてを終わらせる力ではなかったという結果。

戦争作品ではよく耳にする「これで終わりにさせる」為の行為、それで終わる試しはない。結果次の悲劇が始まる。

鷹山仁は、自分が生み出したアマゾンを無かったことにするために、自らをアマゾンとした。その孤独な戦いを支えてくれた泉七羽と別れを経て、生き残りたちとの戦いに没頭していく。それは目的にとりつかれたためなのか、それとも自らに課した十字架の重さに足掻らうためなのか。

アマゾンを守るためにアマゾンを組織するマモルの行動は、是なのか非なのか。それぞれの思いが渦巻く中で、訪れる最終決戦。

たどり着く終焉は、誰の望んだものとなるのか。

アマゾンであるからこそ狩りをする鷹山と人の心を持ち合わせるから護る悠との戦いの行く末は…

生き残るために、考え足掻き続けたアマゾンは本当に生きていてはいけなかったのだろうか。そして、本当に分かり合うことはできないのだろうか。ふとそんなことを考えるのは、世情に紛争が起きていたからかもしれない。

矜持とした生き様が成す最後の選択。そこにあるのは悲しみのような気がする。

 

 

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