(前日からの続き)
世界平和の祈りというのは、何も強制しなくても、
すっとその人の本心の中へ入っていくもの
なんですね。
これを広めないと、広めないと、と
やってしまうと、ピースポールは立つかも
しれないけども、祈りは深まっていかない
ということに、極端に言えばなるんですよ。
でも生身の人間というのは大事なんです。
その気持ちというものも大事なんです。
気持ちの流れというものをくまないと、我々
生きてる人間関係というものは、この世の中では
ありますからね。
その中で、世界平和の祈りというものの素晴らしさ
とか本質とかいうものを知らせていこうと思えば、
まず世界平和の祈りがありますよ、ありますよ
という風なことを言わないでね、やっぱり和顔愛語で
人に接していってね、そうすると、ああこの人の
やさしさ、この人の深さは何か違うなあ
というようなものを、神様の方が感じさせて
下さるんですよ。
で、それを皆が感じとって、ああこの人何かあるなあ
という風になれば、やっぱり聞いてきますよ。
五井先生の本でも誰の本でもね、体験談のものでも、
渡してもらえばね、あとはこっちでスイッチを
切り換えますから。
そうしないとねえ。
(つづく)