続 さやけき生命(1) | 光のエレベーター

光のエレベーター

光のエレベーターに乗ってみませんか。
光にそっと乗るだけであとは輝きながら
昇ってゆくだけ・・・大丈夫!
五井先生、ありがとうございます。

 引っ掛(かか)らず生きてゆくということは
非常にむつかしいんですね。何もうまく
ゆかないとか、どうしたらうまくゆく
だろうとか、そういうことばかり
考えるように人間というのは出来てる。というか、
そういう思いの習慣で来てしまっている。
そうですね。ところが、神様の世界の中では、
うまくゆくもゆかないも、ちゃんともう
備わっていて、そのままゆくようになって
いるんですよ。人間の方が、あれやこれや
思い悩んで、奥のものを見るということが
だんだんなくなって来てる。


 そういう習慣をつけるということが、昔は
あったんだけれど、今は少なくなって来た。
 そういうことで、なんかこう静か心という
ものが無くなって来た。静かに自分の
裡(うち)を省(かえり)みるとか、自分
という存在は何だろうというようなことを
見つめることが、少なくなって来てるんですね。
ところが、そういうことが、人間の生命を
養うんです。つまり、祈りというものが
人間の生命を養ってゆく。静かに自分を省みて、
静かに目を閉じてみる。そういう時間が本当は
自分を養ってゆく。


 ところが今世の中はせわしくなっていて、
セカセカ動いている。セカセカ動かないと、
自分が置いて行かれるようなスピードで
皆んなが動いているものだから、自分も
動かないと置いて行かれると感じる。その
繰り返しで、追い付け追い越せですよね。
 ところが、神様の世界というのは、何も
しなくても必要なものは全部与えてもらえる。
その代わりに何が一番必要かというと、
神様に向かって素直に神様よろしくお願いします
という心、それが一番必要なことになる訳です。
                 (翌日へ続く)