短 信(27) | 光のエレベーター

光のエレベーター

光のエレベーターに乗ってみませんか。
光にそっと乗るだけであとは輝きながら
昇ってゆくだけ・・・大丈夫!
五井先生、ありがとうございます。

 お手紙拝見致しました。
 息子さんのこと、
さぞ、ご心配
だろうと思います。親であれば、
誰しも、子どもの幸せを願わない
親はありません。


 特に、自分のいのちにかえても、
おもうのが、母の愛で、お手紙を
拝見
しながら、私は、私の
修行時代に、心配
そうにやせ切った
私の姿をみつめ、何とか
して、私を、
幸せに、平安にしてやりたい
という
願いにみちた母の
面ざしを
おもいだしました。
 わからないながら、
私の苦しみを
かわれるならとおもっていて
くれた
母の愛が、私をここまで導いて

くれたのだ
と思っております。
 私はあなたの御手紙を
拝見
しながら、母の愛と、その
愛の
はるかなる光源に思いを馳せた
のであります。


 母の愛、また、すべての愛の源は、
神の
愛であります。神様は、
一人一人を愛しみ、
いつくしんで、
決してこれを捨てるという
ことが
ありません。あなたの息子さんも、
神様の大切な子どもなのであります。


 そこで申し上げますが、決して、
言葉を
出しすぎないように、
あたたかく、
息子さんを見守り、
息子さんの天命を祈る
ということが、
まず第一であります。


 子どもというものは、どんなに
まごころが
出ているとわかっていても、
自分の心を
どうしようもない時、
はたから色々
いわれますと、つい
反発してしまいがちに
なるもの
であります。
 御心配でしょうが、
どうぞ息子さんを
生かしているいのちの
すこやかなる
ことを信じ、また、息子さんを
信頼
されて、ただ黙ってしずかに
見守る
ようになさってごらんなさい。
 しずかな
こころから、生まれる
ものは多いと思われます。


 そうして、すべての心の疲れを、
世界平和の祈りのなかに入れて、
日々、
私をよんで下さい。かならず
参りましょう。


 祈りは光、そしていのちであります。
 あなたもまた息子さんも、ともに
永遠の
祈りであるこの世界平和の祈り
のなかに
とけこまれる光でありいのち
であります。


 どうかかたく立って、愛深く、
御自分に、
息子さんに対して
下さいますように。
             合 掌
               昌 久