「クッキングに通う、学ぶ金銭的余裕がないので、レシピの内容教えてください。」
と、一つの連絡。
悩みました。
顔も見えない相手ですし、状況もよくわからないわけで。。。
たまに企業様案件で無料体験もありますとお伝えはしたものの、イベントなどにはあまり参加したくないとの一言が。
なるほど、、、でした。
どうしたらいいものか。。と考えた結果、
私がしなければならないことは、"今"を伝えることかなと思い、ブログに書くことにしました。
私がモンテッソーリクッキング®︎を立ち上げた理由。
それは、我が子を通わせたい料理教室に出会えなかったからです。
子どもを尊重する料理教室は、危険が伴うクッキングとなりなかなか難しい。
モンテッソーリを軸にした考えの大人に出会うことも簡単ではありませんでした。
ならば自分でやろう。
おうちモンテとして、私は自宅で我が子とクッキングをはじめました。
いいことしかありませんでした。
高い教具をそろえなくても、手作り教具を作らなくても日常に溶け込むモンテッソーリ教育が
あっさり台所でできる現実。
年齢が離れた3人は4歳まで2人っきりで過ごす平日でした。
遊び相手も限界があります。
でも、ご飯は食べなければならないから、絶対に用意するわけで、その時間を我が子と一緒にすることで時間はあっという間に過ぎていき、ご飯も出来上がる。
そして、今となれば夕飯の心配をしなくても子どもたちは自分で作る。
だから、私は働けている。
クッキングのおかげで作る、生み出すことに興味津々の子どもたち。
こんないいこと、
みんなに知ってもらいたい。
ただただこんな単純な動機です。
そこで、出てくる問題なのがどう知ってもらうのか?
です。
今も悩みながらです。
けど、私の考えは
本当はこんな金額でしたくない。です。
裕福な家庭の子しかできないことにしたくない。
でも、だからなんです。
お金出すってみんな1番考えますよね。
一人一人、大人も環境が違う。
働いていて、自分で自由になるお金がある方は子どもに習い事をさせるために送迎方法や時間の使い方を考える。
専業主婦、シングルマザーで自由になるお金の余裕がない人はあきらめるのか、考えてお金を捻出
するのか、私に相談するのか。
子育て、考えてほしいんです。
考えて行動してほしいんです。
大変さはみんな感じ方も違うから
助けてほしいなら助けてほしいって連絡ほしいんです。
だって、目の前の子はみんな違う個性を持って生まれてきてるから育児書通りにはいかない。
近くにいる大人が見守る上で、ただ見てるだけ、言うだけではなくキャッチボールの関係を。
それは親子だけではなく、私とママたちもそう。
お金が先にきて、無料無料ばかりになると、預けっぱなし、任せっぱなしになりがちだと思うんです。
その場凌ぎの出会いより、子どもには整った環境、キャッチボールになる環境が必要です。
それとお金の関係は非常に難しい。
レシピ作成や理論は私が積み重ねてきた知的財産でもあります。助けてくれる人間がたくさんいる会社でもなく、時間をかけてコツコツ動いている労力。
やる限りは正しく伝えたい。
だから、安易な金額設定で学ぶ意識ではなく、きちんとモノにしてほしい。
それでも10年以上続く子育て、ここで学べば一生モノ。
よくよく考えてもらえたら、無駄ではないはずの金額設定です。
大手のように手が出しやすい金額設定にはできていないかもしれませんが(時間や内容を考えると妥当な金額ではあると思うのですが)私はモンテッソーリクッキング®︎をなくしたくはないので、長い目で継続できる環境を探しています。
私といたら絶対よく考えるようになると思います。
だって、白黒の答えがないのがモンテッソーリだから。
私の答えはみんなの答えとも違うから。
自分の答えを探して欲しいんです。一緒に。
情報に振り回されないことで
子どもを守れることもあります。
自然に立ち返ったとき
やっぱり育てるって時間がかかるモノだと思います。
その時間分の金額を設定している。
そのつもりです。
…
最初の一文。
あれだけではレシピは渡せませんが、心が動かされればお金関係ないやりとりが実現します。
私はそう言う人間なのです。
だから、考えてメッセージください。
キャッチボールしてください。
それは無視していいとか、ハッキリ渡せないと言えばいいと言う意見もあるかと思いますし、何が正しいかでもないし、だから騙されることもありますが、一度はこうして想いを伝えてからだと私は考えて、ここに至りました。
今、クッキングの講師をされている方にも、
生徒様にも読んでいただけたら幸いです。
より良い環境が
どんな子たちにも届く方法をいつまでも模索していきます。
今はこのやり方がベストだと思い取り組んでいます。
その為にもお金がないわけにもいかないのが現実ですが、一緒に盛り上げてくれる方がいたら連絡くださいね。よろしくお願いします。
生徒様になってくれることも
講師になってくれることも
みんな支え合いだと思っています。
至らない点も多々ありますが
ついてきてください。
私は子どもたちに必死についていきます。
大人と子どもの橋渡しが私のお仕事。