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早速ですが、人間の脳には右脳と左脳というパーツがあり、それぞれ異なる役割を持っています。

 

どちらが優れているというわけではなく、どちらも非常に重要です。

 

それぞれの得意な部分を理解して使いこなすこと、つまり統合することが大切なポイントになるそうです。

 

今回ご紹介する動画では、右脳が得意なこと、左脳が得意なことについて説明されています。

 

自分の脳の役割を理解することで、より効果的に使いこなすことができると思います。

 

もう一つのキーポイントとして、現代の教育は左脳に偏っているという点があります。

 

また 世の中にあるエンターテインメントや、スマホなどの画面を見ている時間は、すべて左脳を刺激するものだということです。

 

したがって、右脳を理解し、より刺激することにより、活性化させることで、右脳と左脳をバランスよく使えるようにすることが、現代人にとって非常に重要だと思うのです。

 

私は、以前から脳の仕組みや働きについてとても興味があり、いろいろと調べてきましたが、この動画ほど脳全体をくわしく丁寧に説明されたものはありませんでした。

 

どなたにとっても、自分の脳がどのように働いているのか興味や関心があることだと思います。

 

是非一度ご覧になると『今まで気づいていなかった自分、隠されていた自分』を知るきっかけになると思います。爆笑

  

 

こちら呼吸大学チャンネルのホストのMax(マックス)さんは、1976年イギリスに生まれ、

 

オックスフォード大学(神経生物学専攻)を卒業後、日本に移り住み、日本全国でイベントや講演会、ワークショップなどを実施しているそうです。

 

25年間の自身の経験と、神経科学研究を取り入れた独自の実践法やノウハウがこのチャンネルでまとめて紹介されています。

 

有料のコンテンツもありますが、どの動画も脳や体の仕組みをより理解することで、曖昧なスピリチュアルではなく、

 

脳科学、生物学に基づいたノウハウと知識が丁寧に分かりやすく説明されています。ご興味のある方は、ぜひ呼吸大学チャンネルを訪れてみてください。ウインク音譜

 

 

 

脳の役割と右脳・左脳の特徴 

 

- 動画の内容を要約-

 

脳の役割

  ●脳の全体像

 

  • 脳は大きく分けて、前頭葉、頭頂葉、後頭葉、側頭葉、小脳、脊髄、大脳縦列、脳梁に分けられる。
  • 各部位はそれぞれ異なる役割を担っている。

 

  ●前頭葉:意識を持って動く、思いやり、プランを作る、決める

 

前頭葉についてお話しします。皆さんもご存知の通り、前頭葉はおでこからその横まで、頭の前の部分全体に位置する脳の一部です。

 

この部分は特に人間やゴリラ、オランウータンなどの霊長類で発達していると言われています。

 

前頭葉の役割についてですが、正直なところ、脳のそれぞれの部位が明確にどの機能を担当しているかというのは、かなり大まかな話になります。

 

脳科学者の中でも、専門的に長年研究している教授でさえ、各部位の役割が完全には明確に分かれていないのです。

 

とはいえ、大まかに言うと、前頭葉は意識的な行動に関わっています。例えば、「これを持ちたい」と意識して手を前後に動かすとき、前頭葉が関与しています。

 

また、思いやりの感情についても前頭葉が関わっており、特に右側の側頭部にその機能が集中しているとされています。

 

これは、ここを怪我すると他人の立場を考える能力が低下するという研究結果からわかっています。このように、右脳の一部が思いやりに関わっているのです。

 

次に、前頭葉のもう一つの重要な機能についてお話しします。

 

プランを作成し、選択し、決定する能力、例えばレストランで「今日はこれにしようかな」とメニューを見ながら決めるとき、これも前頭葉が担当しています。

 

つまり、自分が選んで決めているわけです。前頭葉には、自分のパーソナリティや自己認識が集まっている部分だと言ってもいいでしょう。

 

  ●頭頂葉:五感の情報を集める、空間認識

 

次に頭頂葉について説明します。頭頂葉は前頭葉の少し後ろに位置し、頭の上部にあります。

 

ここは五感の情報を集める役割を担っています。五感の情報が頭頂葉を通過することで、私たちは空間内での自分の位置や、周囲の物や人との位置関係を認識することができます。

 

これは非常に重要な機能で、この部分が損傷すると空間認識能力が低下し、さまざまな問題が発生しやすくなります。

 

例えば、自動車を運転したり自転車に乗ったりする際には、頭頂葉が重要な役割を果たしています。

 

自転車を乗りながら、周囲の人や物の位置を把握し、信号までブレーキを踏まずに進めるかどうかを計算する際にも、この部分が働いているのです。

 

赤信号までの時間や車の速度を計算するのも頭頂葉の役割です。

 

 

  ●後頭葉:視覚野

 

次に、後頭葉について説明します。後頭葉は頭の1番後ろに位置し、視覚野がある部分です。

 

前述の五感の情報の中でも、主に目からの情報がここに送られてきます。この後頭葉で視覚情報が処理され、映像化され、他の脳の部位と共有されます

 

興味深いことに、後頭葉は目が前にあるのにも関わらず、頭の後ろで情報を処理するという特殊なレイアウトを持っています。

 

 

  ●側頭葉:話す能力、リズム感、音楽、記憶力、感情

 

側頭葉は頭の横、少し下の部分に位置し、主に耳からの情報を処理します。後頭葉とは異なり、この配置は耳の近くに情報を処理できるようになっています。

 

側頭葉では、耳からの情報を処理しながら話す能力やリズム感、音楽に関連した機能が担われます

 

興味深いことに、海馬と扁桃体は感情と記憶力に密接に関わっています。海馬は記憶力に大きく関与し、扁桃体は感情に大きく関与します。

 

しかし、人間の記憶の中では感情と音が強く結びつきます。重要なイベントや感動的な瞬間では、音による情報が強く記憶されます。

 

そのため、感動や喜び、悲しみなどの感情も同時に記録される傾向があります。

 

このような結びつきは、良いことも悪いこともあります。例えば、嬉しいイベントや感動的な瞬間は一生記憶に残りますが、

 

悲しい出来事も同様に記憶され、トラウマとして残ることがあります。海馬と扁桃体が側頭葉と緊密に結びついているため、

 

セラピーなどでその時の話をするだけで同じ感情が再び湧き上がることがあります。

 

このように、海馬と扁桃体は側頭葉と結びつき、複雑な感情と記憶の形成に重要な役割を果たしています。

 

 

  ●小脳:スキル、習慣、癖

 

次に、小脳についてお話します。小脳は脳の後ろの方に位置し、一般的には上から見られるような位置ではなく、少し後ろか下に入っています。

 

しかし、これも非常に重要な部位であり、他の部位と同様に大切な役割を果たしています。

 

例えば、自分が学んできたスキルやノウハウがここに記憶されます。

 

海馬とは異なり、これは特定のイベントではなく、自転車の乗り方や車の運転などの技術的な知識が保存されます。

 

加えて、習慣や癖も小脳に記録されます。このため、習慣や癖は無意識のうちに行われ、考えることなく継続されることがあります。

 

良い習慣を身につけることは素晴らしいことですが、一方で悪い習慣も小脳に記憶されます。

 

例えば、ギャンブルの習慣や、日常生活の中での些細な癖などが該当します。これらの悪い習慣は、他者にとって不快な状況を引き起こす可能性があります。

 

小脳がこれらの習慣を記憶してしまうため、意識的に変えない限り、自然には変わらないのです。

 

一度小脳にインプットされた情報は、しっかりと記憶され、変化が難しいという特性があります。

 

小脳には他にも面白い機能が存在しますが、今回の話題のメインではないため、省略させていただきます。

 

  ●脊髄:脳と体の間の情報伝達

 

脊髄は、脳から体への情報伝達を担うパイプのような役割を果たしています。

 

例えば、手をグーパーと動かすときも、脊髄が動いているのです。

 

情報は私が話すことから皆さんの耳に入り、脳で理解され、手を動かすようなイメージを持って実際に動くわけです。

 

このため、脊髄は筋肉を指示する重要なシステムです。反射的な動きも、このシステムによって起こります。

 

トップアスリートは、この反射的な動きを活かしています。

 

例えば、テニスや卓球、野球などのスポーツでは、脳で考える時間がないほどの瞬発力が求められます。

 

そのため、脳まで情報が届かずに、脊髄を介して反射的に動くシステムが重要です。

 

このような反射的な動きは、体が自然に動くという意味で、小脳と同様に神経や筋肉にインプットされ、記憶されています。

 

 

  ●大脳縦列:右脳と左脳を分ける溝 と 脳梁:左右の脳を繋ぐ神経線維

 

また、大脳縦列は脳の中央に位置し、右脳と左脳をほぼ分断しています。

 

この分断された部分を繋ぐ役割が脳梁であり、左右の脳が通信し合う場所です。

 

このような構造があることで、右脳と左脳という概念が生まれます。

 

脳梁を介して、左脳と右脳は情報をやり取りし、コミュニケーションを取ることができます。

 

以上のように、前頭葉から頭頂葉、後頭葉、側頭葉、小脳、脊髄、大脳縦列と脳梁まで、脳の様々な部位が私たちの身体機能や行動に大きく関与しています。

 

 

  ●右脳の特徴

 

右脳

  • 全体的に理解する
  • 創造性、直感、想像力、空間認識、芸術性などに優れる
  • 未知の世界や新しいことに興味を持つ
  • 時間を流れとして感じる
  • 思いやりがある
  • 知らない可能性は否定しない

右脳の特徴をまとめると、まずは総合的な理解力があります。新しい情報や体験に対して好奇心が旺盛で、知らないことを知ることを楽しみます。

 

そのため、冒険好きであり、メニュー選びのような日常の選択でも新しいものを試したがる傾向があります。

 

また、右脳は思いやりを担当する領域であるACCに関連しており、他人の立場を考える能力が発達しています。

 

右脳は無意識の脳と多くの繋がりを持ち、原始的な脳との関連が強い傾向があります。

 

時間の感覚に関しては、流れに身を任せて仕事や活動に没頭し、時間の経過を忘れることがあります。そのため、時間の管理に苦労することもあります。

 

 

  ●左脳の特徴

 

左脳

  • 分析的に考える
  • 論理的思考、言語能力、計算能力などに優れる
  • 既知の世界や決まったことに安心する
  • 時間を細かく意識する
  • 思いやりが苦手
  • 知らない可能性は否定する

 

左脳は物事を分析し、分解して理解する能力があります。

 

例えば、おもちゃが動くものだとすぐ分析し、分解して中身を見たがる傾向があります。

 

この特性は、技術的な仕事や職人などで活かされることが多いです。しかし、知らないことに対しては警戒心があり、新しい経験に踏み出すのに時間がかかることもあります。

 

また、左脳の人は時間を細かく分けて意識的に管理することが得意ですが、そのために他人の感情や思いやりを理解するのが難しい場合があります。

 

職人などの仕事で集中して自分の作業に没頭する一方で、他人の気持ちに敏感でない傾向があります。

 

このため、人間関係において難しい場面が生じることもあります。

 

左脳の特性を持つ人と右脳の特性を持つ人がバランスよく組み合わさることで、お互いの強みを活かし合い、良好な関係を築くことができます。

 

この動画で私が学んだこと

 

   現代社会では、右脳の機能を意識的に鍛えることが重要

 

  • 現代社会は左脳優位の社会になりがちであり、右脳の機能が低下する可能性がある。
  • 右脳を鍛えることで、創造性や直感力、空間認識能力などを高めることができ、より豊かな人生を送ることができる。

 

   脳のバランスを意識することが大切

 

  • 右脳と左脳はそれぞれ異なる役割を持っており、どちらも重要である。
  • どちらかの機能ばかりに偏らず、両方の機能をバランスよく使うことで、より良いパフォーマンスを発揮することができる。

 

   脳は鍛えることができる

 

  • 脳は可塑性があり、訓練によって活性化することができる。
  • 脳トレや新しいことに挑戦するなど、積極的に脳を刺激することで、脳の機能を向上させることができる。

 

  まとめ

 

日常生活において、右脳を活かすためには、新しい情報や体験にオープンな姿勢を持つことが重要です。

 

冒険心を大切にし、知らないことに対して好奇心を持つようにし、メニュー選びや日常の選択においても、新しいものを試すことで自己成長や新たな楽しみを見つけることができます。

 

思いやりのある行動をするためには、他人の立場を理解する努力を怠らず。相手の感情や視点に共感し、配慮することが大切です。

 

一方、左脳を使う際には、物事を分析して理解する能力を活かすことが求められます。

 

仕事やプロジェクトに取り組む際には、情報を整理し、論理的に考えることが重要です。

 

しかし、その一方で、新しい経験や情報に対してもオープンな姿勢を持つことが大切です。

 

両脳をバランスよく活用するためには、自己認識を高め、自分の傾向や強みを理解することが必要です。

 

また、他人とのコミュニケーションにおいては、相手の立場や感情に配慮しつつ、自己の意見や考えを明確に伝えることが重要です。

 

時間管理に関しては、右脳の特性を考慮して、計画的に行動することが必要です。

 

タスクや予定をリストアップし、時間の経過を意識しながら作業を進めることで、効率的な時間の使い方ができます。

 

総じて、右脳と左脳の特性を理解し、バランスよく活用することで、より豊かな日常生活を送ることができます。

 

  余談

1.私の前々回のブログでご紹介したくろ丸さんの「大いなる存在スピリチュアル感覚」動画の中で、左脳の上頭頂葉後部にある「方向定位連合野」という部分が、自分と外界を区別する役割を担っていると説明されていました。

 

深い瞑想状態になると、この部分の活動が低下し、自分と外界の区別が曖昧になり、その結果、自分が孤立した存在ではなく、万物と繋がっているという感覚が生まれます。

 

つまり、深い瞑想は、右脳を活性化させ、左脳の働きを低下させる効果があると考えられます。

 

2.別の文献:ベティ・エドワーズ博士著書「脳の右側で描け」の中で、左脳はしばしばでしゃばりで、右脳の役割を奪ってしまう。

 

右脳の機能を呼び覚ますには、左脳が嫌がる領域を実行することが大事だと書かれており、左脳の苦手な領域は、抽象的で、言葉にはできない、「味覚」「触覚」「聴覚」など五感に主体を置いたことをすることが良いそうです。

 

3.私は普段、無意識のうちに「意識」を脳に集中させていることが多いと感じています。そこで、意識的に呼吸を使って「意識」を体全体に広げ、

 

『視覚』以外の五感である『味覚』『触覚』『聴覚』『嗅覚』を通じて体の感覚や刺激に敏感になることを心掛けています。このようにして日常生活を送ることで、左脳による自動思考を鎮めて、右脳の活性化を図れるのではないかと考え、実験しています。実体感として、効果があると感じています。口笛


最後まで読んでいただきありがとうございました。🙇🙏おねがい