2020年春、得体のしれないウイルスが猛威をふるう中

私は『閉塞性動脈硬化症』と診断された

 

この時はショックというよりも

病名がわかり、これでやっと治療ができるとホッとしたことを覚えている

この頃は30メートルぐらい歩くと足のふくらはぎが重く痛く、続けて歩くことが困難になっていた

 

2019年ごろから歩くと足が痛くなり、

休憩をしないと歩けなくなっていたのだが、医者に行ったら『脊柱管狭窄症』だと言われ、神経痛を和らげるブロック注射や、飲み薬を処方され腰の手術を勧められた

 

でもね、腰なんか痛くないんですよ

薬で血行を良くしましょう的な処方だった気がするけど

そんなことやっても歩けないのは変わらなくて、病名として納得できなかった!

小さな違和感はもっと前からあったんだ

8年前?10年前?

なんとなく足がしびれる、もあーっとしたように全体がだるい等々

こういう初期の症状で医者に行っていたらよかったのかもしれない

 

調べてみると似たような症状で血管の病気があるらしいと書いてあったので

当時通っていた医者に調べてほしい旨伝えるも……

「腰ですよ、腰」と、何の根拠があって決めつけるのだろうと超絶不信感

それでも一度血管の検査をしたいのでどこか紹介して欲しいと粘り

検査場の予約をとってもらった

 

造影剤を入れて行うCT検査というのを初めて体験した

造影剤が体内に入ると、喉の奥あたりから熱くなっていき、下腹部まで流れていくのがわかる気分の悪い体験だった

検査から一週間、医者が画像をみて言った

「足切らなきゃいけないんじゃない??」

 

ちょ、まて、この医者ダメだと本気で思った瞬間だった