趣味はビジネスとして成立するのか?

こんにちは飛び出すハート

 

中小企業と小規模事業者の売上拡大(マーケティング)と創業の支援をしているjunko_shindanshiです。

 

日々の経営相談の中から、気になった内容について書いています。今日は「趣味をビジネスにしたい」という相談内容についてです。

相談者の方の中には「パンやケーキを焼くのが好きなのでお店を持ちたい」「アクセサリーを作ったら友人から好評で販売出来ないかなぁ」というご相談です。

趣味をお持ちの方はこのような事を一度考えたことがあるのではないでしょうか?

そして、趣味はビジネスになるのかという議論もありますが、私個人としては十分「アリ」だと思います。得意な事好きな事なら、モチベーションも上がりますしね。

 

ですが、ビジネスにするなら必ず行ってほしいことがあります。

 

それは

「お客様からきちんとお金を頂く!」ことを明確にしているか?

です。

 

 

何だ、そんなことかと思われるかと思いますが、

趣味からビジネスへ移行する場合の心構えとして一番重要な事だと思います。

趣味の延長だと、「お金を取るのが申し訳ない」「今までお金貰わずにサービスや商品を提供していたのに急にお金払ってなんて言えない」などという声をききます。

 

ここが趣味とビジネスの境目であると私は思います。

 

ビジネスとして今後やっていこう、開業した、開業届を提出したならばあなたは立派な「ビジネスマン(ウーマン)」なのです。

 

今までプレゼントして差し上げていた友達には「今月からビジネスとして始めた」という事を説明して、今後は商品やサービスには代金を頂きますという点をお話する必要がある。この点は大変心苦しいと思いますが、ここをいい加減にしていると、他のきちんとお金を払ってくださるお客様にも申し訳ない。

 

だから、お客様からお金を頂くことがビジネスで出来るかどうか。きちんと線引きを出来るかどうか。

私はこれから趣味ではなく、ビジネスをしていくという心構えが必要だと思うのです。

 

さらに、、、

もちろんお金を頂いて、売上がかかった経費と同じで利益が出ないというのではビジネスとして成立していません。ボランティアです。あくまでもビジネスは利益を確保すること。そしてこの利益というものは次の仕入や支払いなどに充てるため少額ではなくビジネスが回せる位の金額でなくてはなりません。

 

【売上の方程式】

売上ー経費=利益

 

ビジネスはこの利益がとれていますか?という事をビジネスを始める前に計画を立てておきましょう。数値目標を立てることで、経費が掛かりすぎていないか。十分な利益を出すためにはどうしたらいいか。を事前に予測しておきましょう。

 

そこで重要になってくるのは

「事業計画書を作成する」ことです。

 

今後の売上や経費を計算(予測する)ことで事業の見通しが立てられます。その数値を達成するためにはどんな具体策が必要なのかを考える事が出来ます。

 

事業計画書を作成していな事業者が多いなぁと日々感じています。計画は頭の中に入っている!とおっしゃる方もいらっしゃいますが、銀行の融資の場面でも必要となりますし何より自分の頭の整理になります。

書いてみるとヌケ・モレがあったりする場合も有ります。見える化をすることで、事業の方向性がクリアになります。ぜひ作成してない方は今日から取り組んでみてはいかがですか?

 

 

 

経営計画書作成のお手伝いします。

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一緒に考えてみませんか

 

 

 

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junko_shindanshi