日にちによって価格が変わる!?

こんにちは飛び出すハート

 

中小企業と小規模事業者の売上拡大(マーケティング)と創業を支援しているjunko_shindanshiです。

 

昨日までのGWはいかがお過ごしでしたか?ニュースでは各行楽地の話題などニュースを賑わせていましたね。

そんな中、東京ディズニーランドに行ったよという方も多いのではないでしょうか?今日はその東京ディズニーランドの入場料のお話をしていきたいと思います。

 

東京ディズニーランドの入場料は徐々に値上げされ、「え?約1万円もするの!?」「強気の値上げだ、もう気軽に行けない」などの話も出ましたね。この東京ディズニーランドの入場料は日にちや曜日によって価格が変化するダイナミックプライシングと呼ばれる価格戦略を導入しています。

 

今日は価格戦略の一つでもある、ダイナミックプライシングについてお話をしていきます。

 

このダイナミックプライシングとは

「需要や供給など市場の状況に応じて柔軟に商品やサービスの価格を変更する戦略」といわれています。

要はお客様が多ければ高くする、少なければ安くするといったものです。

これらを①サービス提供側と②顧客側でメリット見ていきたいと思います。

 

①サービス提供側

利益が増える

需要が多い=お客様が多い時、値上げをすることで、高くても買ってくれる層をターゲットに出来る。これにより利益を拡大していける。

客数が少ない時の対策になる

需要が少ない=お客様が少ない時に相対的に価格を下げることで、客数を増やす狙いもある。

②顧客側

高くても混雑を避けたいニーズ

需要が多い=お客様が多い時、値上げをすることで、価格が高いと感じる層はサービスを受けない。よって高くても混雑を避ける客層しかサービスを受けない。

客数が少ない時に安くサービスを得られる

需要が少ない=お客様が少ない時には価格が下がるので、スケジュールを合わせることができれば安くサービスを受けることが可能である。

 

これらには大前提として

お客様への価値を提供できており、固定客・固定のファンが存在する点です。

私が言うまでもなく、東京ディズニーランドにおいては、はっきりと差別化が出来ており、方向性も分かりやすい(夢の国)ですよね。

さらに「みんなが行っている」という日本人の「みんなと一緒、みんなが行っているなら私も行きたい」という点も大きく関わってきており、人気のものはさらに人気が過剰になっていくという好循環も合わせてあるのだと思います。

 

今日の話は中小企業・小規模事業者では、このダイナミックプライシングの導入は難しいかもしれませんが、差別化やリピーターを獲得することが重要であることも学びの一つになると思います。

資本力がある企業だから出来ている、と考えてしまうのではもったいない。成功しているからこそ、私たち中小企業・個人事業主でもヒントを得られるポイントはたくさんあると思います。

 

最後に一つ言えるのは、ディズニーランドは我々の想像以上の感動を与えていると思います。「すごいな!」と思わせる「ホスピタリティ」はどこにも負けてない、企業の戦略が大きいのだと思います。

 

 

 

 

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