雨上がりの虹を 追いかけて
自転車を 漕いだ
なないろ きらめく 風にのる
さっきまで 泣いていた君
頬もかわいて


笑いあえば キラキラと
こころに ひかりが
あふれるから

明日を 照らすよ
明日を 照らすよ
照らしてゆくよ

ぼくたち わたしたち
一人 一人が
希望のひかり




NHKの音楽コンクール小学生部の課題曲でした。

小学生の合唱上手な子どもたちが歌っているのを聞いて、

とても素敵だなと思いました。

冒頭の

「雨上がりの虹を 追いかけて自転車を漕いだ

なないろ きらめく 風にのる」の歌詞が特にいい。


「わかったか。おまえの知らない世間があるのだ。

これまでおまえは自分のことしか知らなかった。

もともとたしかに無邪気な子どもだった。

だがじつはな、悪魔のような人間だったんだ。

―だから、よく聞け。これから判決を下してやる。おぼれて死ぬのだ!」


そうして主人公は父親の言葉に暗示をかけられ、

そのまま自ら川へ飛び込んでしまう。

何という物語なのか!

衝撃的でした。

人間の無意識の偽善や、

無邪気さから人を傷つけることへの断罪。



私も無邪気さによって傷つけられたことが幾度かある。

相手を憎み、もう会わないでおこうと決めた人もいる。


だけど、もしかしたら私も反対に誰かを無邪気に傷つけているかもしれない。

そして、無意識の偽善は私の中にも当然あると思われる。

それは改善していくべきことではあると思うけれど、

そういうマイナスの要素を含めて人間というものではないのだろうか。

相手を自殺にまで追いやるほどの断罪をするなんて、

カフカは人間に厳しすぎると思いました。



しんどいとき、うまくいかないときは、

その日にあった「いいこと」を見つけて書き出すとよいらしい。

今日私は体の節々が痛み、精神的にもあまり元気ではない。

だから、「いいこと」を見つけてみようと思う。


通院路のお家で咲いていた白いあじさいがきれいだった。


障害者手帳の更新手続きを無事にすますことができた。






今日も生きていてよかった。