真我は強力な磁石のようにわれわれの内部に隠されている。
それはわれわれを徐々にそれ自身へ引き付ける。
われわれは自分でそれのところへ行こうとしているように想像しているけれども、
われわれが十分それに近づいたとき、
それはわれわれの他の活動を終わらせ
われわれを静かにさせ、
そしてわれわれ自身の個人の流れを吸い込み、
そのようにしてわれわれの個性を殺す。
それは知性を圧倒し、全存在に充満する。
われわれはそれに対して瞑想しており、
それに向かって発展していると思っている。
ところが真実は、われわれは鉄の削りくずのようであり、
それ自身に向けてわれわれを引っ張っているのはアートマンである磁石なのだ。
このように真我発見のプロセスは神の磁化作用の形をもつ。
不滅の意識P123.124