子どもたちに疲れが出始める頃。
長男が土曜夜40度の熱を出した。
療育では元気に先生と遊び、それでは遊び足らず、帰りには公園にも寄って遊んでいたというのに。
風呂から出たら急激に熱が上がった。
解熱剤を3回使ったが、夜中から日曜日夕方まで一向に熱が下がらなかった。
添い寝したり、冷えピタや氷枕を取り替えたり、日中遊び相手するよりは体力使わないはずなのに、看護側もぐったりした。
驚くのが、次女がこちらが何もお願いしていないのに、長男の看護をしていた。
冷えピタがおでこから取れそうになったら、長男に聞いて貼り替えたり、寒いという長男に布団を出してきてかけてあげたり、看病していた。
それなのに、それに感謝するどころか、私は次女が一向に自分から勉強をしないことにイライラしていた。
言葉のケンカが始まり、ついに勉強嫌なら中学卒業したら働きなさい、勉強したくない子に出すお金はありません、と言った。
原因はいくつもある。中学校の土曜授業に参加して、難易度が上がる勉強についていけないのではと不安になったから、長男の看護に疲れていたから、夫は出張でオンオペだったから。
言いながら、こんなこと言ったら逆効果だと頭ではわかっているのに。どうにも止まらない。
出張から帰ってくる夫にもラインで次女の不満をぶつけた。
最悪だ、私。
夕方、長男の具合が良くなり、食べられるようになって私の気持ちも落ち着いた。
夜中、次女が私にすり寄ってきたので、私から言い過ぎたと謝った。
そして、一緒に算数の教科書の問題を解いた。三角形の角度の問題は昨年かなりつまづいていたけど、無事に出来ていた。4年生の漢字ドリルも、8割できてきた。
荒れそうになる前に一旦深呼吸しよう。
次女とケンカにならず、将来のことや勉強のことを話し合えるように、言い方、伝え方、話すタイミング、もう一度考えてみようと思った。