夫と私の子育ての考え方は違う。
家庭環境も親の教育方針も異なるから当然だ。
早寝早起と十分な睡眠。
好き嫌いなく食べる。残さない。
片付け、身の回りの整理整頓。
着換え、歯磨き、身支度整える。
朝は自分で起きる。
家のお手伝いをする。
学校の宿題、塾や習い事に行く。
ここまでは概ね同じ考え方。
おやつは基本的に不要。
人工甘味料や添加物の多い菓子(ラムネ、アメ、ゼリー、ガム)は一切ダメ。
TVはやるべきことをすべてやった後。
ゲームは買わない。させない。
親に口ごたえするな。返事は「はい」。
このあたりでズレが起きる。
そこまで厳しくしなくてもと言ったとたん、
甘やかしているのはお前だ。
間違ったことを言ってない!
正しいことを言っているのに何故邪魔する。
と言われる。
こんなことを繰り返すと、話し合うことも億劫になる。
育児本には夫婦で方針が違うと子どもが混乱するから、話し合いすることが大事だと書いてある。
でも、そんな教科書どおりにはいかないのだ。
子育ては、お互いの育った環境や親の教育方針が顕著に現れるので、話し合えば解決するという問題ではないように思う。
自分の意見の正しさは、親から受けてきた教育や、親そのものの正しさにつながり、相手側の否定や批判につながるからだ。
お互いの「常識」や「正しさ」で主張すると修復困難な傷になりそうなので、なんとかしたいと考えていた。
そこで一つ実践しているのが、かぞくかいぎ。かぞくのルールは、家族で話し合って決める。納得するまで話し合うし、ルールが合わなければ改善を繰り返して、新しいルールを作る。
今のところ、お手伝いではかぞくルールが上手く機能している。こんな感じで、おやつやゲーム、TVのルールは決められないだろうか。
親への口ごたえは、親への意見があったら、きちんと理由を述べるとか、自分の考えを整理して伝えるとか、ルール化できないだろうか。
これ以上、夫との距離が離れないように、できることをしていきたい