南明奈さんのニュース、涙が出そうになりました。

7か月だったら、ちょうどひかりが生まれてきてくれた頃です。

 

ひかりは1050gで、帝王切開で生まれてきました。

産声もなく、新生児仮死の状態でした。

 

もともと、妊娠25週には子宮口が開いていたため、

25週にNICUのドクターからプレメンタル(赤ちゃんが生まれてきてからのケアなどについての事前説明)を、

受けていました。

 

その頃には長い入院生活、検索魔になっていたので、

現時点で産まれてきたらサイズはどれくらい、どんな危険がある、などは熟知。

 

そのため、ひかりが処置をされ、NICUに運ばれていく前に、

ほんの一瞬だけ見れたひかりの体を見て、

「想像よりしっかりしてる!」と感じたのを思い出します。

ちゃんと私のいる方の目だけ、ちらっと開けて。

 

妊娠7か月になると、すっごく小さくても、手には爪があって、可愛い髪の毛も生えてて。

 

流産だってつらい。

不妊だってつらい。

幸いにも赤ちゃんが元気に生まれてきてくれたとしても、病気や障害を持っていることだってあるし、

この先の人生、もっとたくさんの辛いことだってあるかもしれない。

 

でも死産は想像するだけで胸を締め付けられるのです。

入院中にいっぱいいっぱい想像したから。

 

感じる胎動、性別もおそらくわかっていて、名前も考えていたことでしょう。

 

 

 

死産の話を聞くとこう思うのです。

「忘れ物を取りに戻っただけだよね。

また帰っておいで。

窮屈で大変で、でも美しいこの世界に。」