10ミリほどの雪で迎えた 大晦日の朝
こどもはニコニコ 庭先で雪遊び
10年前の元旦も 珍しく熊本に雪が積んだ
その日は わたしたちが婚姻届を出す日で
50ミリはあったであろう
眼に眩い白銀の世界を
ミッシミッシと踏みしめながら
ふたりで町役場まで歩いたのを
昨日のことのように覚えている
あれから10年
諸々ありすぎて
もう50年ぐらい連れ添っている気がするが
やっぱり離れずに
家族とともに この家に住み
この町で暮らしているわたしは
すでに幸せの中にいるのかもしれない
おうちでのんびり過ごす大晦日が
あたりまえの幸せを感じる余裕を
ほんのりと与えてくれている
だけど
その幸せの先に「成ってゆくもの」
それを 今は 探してる
いろんな意味で
価値基準の見直しを行った 2020年
誕生日くらいから
内に入って
サナギになっているわたしも
だいぶ再形成されてきた
ROCK魂で迎えた熱く燃えるわたしも
とろりと甘くて ゆる優しいわたしも
真理や神秘や叡智が大好きなわたしも
わがままでかわいいこどものわたしも
一生懸命で誰かの役に立ちたいわたしも
まろやかにブレンドして
信頼して 放ってみよう
さて どんな2021年を
生きていこうか
お読みいただきありがとうございました
今日も明日も
素敵な一日を
星の彩