どうしても、まだ癒せなくて苦しいときがある。
過去のことは、もうお仕舞いにしてもいいのに
まだ許せない。
だから、苦しい。
むかしのパートナーから、暴力を受けていた。
子ども達も手を挙げられ、アザだらけになったこともある。
まだ、「DV 」という言葉が世の中に余り拡がっていない時のことだ。
市の無料法律相談に行っても、相手は男性弁護士で、「我慢できないのか?」と言われて相談しても無駄だった。
離婚が成立した時、相手の家族全員対私で話す席を作られ、「あなたは男を作って出て行ったと近所や知り合いに話す。うちの息子が暴力を振るったと周りの人に話したら、ただではおかない。」と言われた。
今考えたら、ふざけるな❗と云う話だけれど、当時は子ども達も守りたかったし、恐怖が先に立って「念書」にサインをした。
結局、それで、沢山の人が「男を作って出て行った女」と云う話を鵜のみにして今も私をそう思っているらしい。
何が苦しいって、それが苦しいんだ。
私のことを知る人も知らない人も、「Aちゃん、男を作って出て行ったんだって❗」と話していると、風に乗って聞こえてくるのだ。
(友人が、そう知人から言われたよ、と教えてくれたりする)
もう、何年も経っているけれど、今でも、悔しくて苦しい。
でも、やっと、こうして、書くことが出来た。
今までは、恐くて、こうして書くことも出来なかった。
でも、やっと、出来た。
もしかして、これは、この苦しい記憶と「さようなら」出来る時期が来たのかもしれない。
周りの人に、本当のことを解って欲しかった。
悔しかった。
でも、もう、この記憶に縛られるより、手放す方がいい。
神様は見てる。
だから、もう、手放していい。
友達が「わかっている人は居るんだから、気にしちゃダメだよ。」と言ってくれていた。
そうだ、そうだよね。
もう、いいんだ。
はー、何だか、楽になった気がする。
ありがとう。