夢と希望と宝塚 -5ページ目

底の底 さらに底から現れた

底の底で一人哀しく泣いていた。


上を見上げるとチラホラ人がいて、こちらをたまにのぞいている。


手を差し伸べてくれることもなく


私はさめざめと泣いていた。


空虚感でどうにかなりそうになっていた時


底の底のさらに底から現れた。


あまりにも想定外のことに驚きおののいていたら


奇妙で不思議な迷路に案内された。


いつの間にか


空虚感は奇妙で不思議で少々気味の悪いもので埋め尽くされた。


あっ気にとられていると


「それじゃあ、また。」と、


底の底 さらに底に戻って行った。


なんだったのかと、未だ混乱中。

寄り添ってくれる人

どんな孤独も


心から寄り添ってくれる人が一人いるだけで


生きている喜びを味わえる。


不思議だ。


自分に価値があると実感できる。


感謝の気持ちで泣けてくる。


こんな深くまできてくれて、寄り添ってくれて、ありがとうございますと、涙が出てくる。


暗くて深い底に一人でいて


上を見上げると


手の届かないところから見下ろしている人がいる。


いや


手が届くところなのに、手を伸ばしていないだけかもしれない。


寄り添ってくれる人を大切にしたい。


心から応援したい。

この苦しさを言葉にすると

本音の上に積み重ねたたくさんの本が、崩れ落ちていく苦しさ


高くなっていくのを嬉しく思い、成長だと信じていた


成長ではなく、ごまかすための知識の山だったのか


自分を守るために、ガラクタを積み重ねただけなのか