ふと、去年プーを獣医さんに診せた時のことを
思い出したのです。
獣医さんはどんな説明をしても、最後には
「自分は責任取れませんからね」と
ことごとく念を押して行きました。
不安な氣持ちで行ったのに、こちら側の氣持ち
は無視されたばかりか、獣医さんの不安を押し付け
られてしまった形です。
何であんなこと言われなくちゃいけないんだろう
とか色々考えていたら
責任て何だろう?
とふと思いました。
責任て責めを任せると書きます。
任せるって誰に?
自分にですよね。
だから調べると責めを負うって意味だと
出てきます。
何を言われても受け止めますよってこと?
誰かに何か責められても私に任せとけ
って???
そんなもん任されたくない・笑
誰だって責められたくないよね・・・。
第一これ、誰に向かっていってるのかな?
誰に対して責めを負うの???
迷惑かけた人に対して???
責任て言葉ってなんて重いんだろう。
まとわりついてるエネルギーのまあ重いこと。
そもそも自分のしたことの落とし前を
つけることなんてできるものだろうか?
起きてしまったことはもうどうしようもない
のでは・・・。
起きてしまったことをなかったことには
できないし。
何かしでかしてしまったとしても謝るくらい
しかできないよね。
責任を取るって批判を受け止めるってこと
かな。
だとしたら先の獣医さんは
あなたが悲しい思いをしてもあなたの悲しみを
受け止めることはできません
って言ったのと同じことになるね。
だとしたらやっぱり
いやいや、それくらいしてくれよ!
と思う。
受け止められなくてもせめて寄り添ってくれよ!
だけど業務でいっぱいいっぱいなのか、
飼い主の心にまで寄り添ってくれる獣医さん
てなかなかいないのよね・・・。
むしろ そこ こそが大事なのに!
ああそうか。
私は心をいっぱい置いてけぼりにされたんだ。
悲しい時に悲しいと言えなかった。
悲しくて泣いててもほっとかれた。
悲しみも怒りも苦しさも、誰にも抱きしめて
もらえなくて、自分でもどうしたらいいかわからなくて、
とりあえず押し込めちゃったんだ。
自分で自分の一切合切を引き受けてきたから、
責任という言葉を聞くと身震いするんだな。
また引き受けなくちゃいけないのか!
って。
もういやだって震えてるんだ・・・。
責任を手放してみようと思う。
もう一切この身に受けないでみようと思う。
責任取らない人いっぱいいるもんね。
父だってそうだわ。
破天荒ばっかりしてきて、その結果どんな事態に
なったって責任取ったことなんてありゃしなかった。
責任というのがもし、
あなたに悲しい思いをさせたのならその悲しみ
を受け止めますよ
っていうことだったらこの上なく優しいね。
でもだとしたら「責任」という言い方は堅すぎるね。
責任なんて言葉なくなればいいな。
責任て言葉は怖い。とっても。
起きてしまったことは誰にも取り返せない。
起きた全てをもう一度やり直すなんてできない。
受け止めることしかできないよね。。。
ただ、全てを受け止めるっていうのもとても苦しい。
こんなことがありました、まる。
にできればいいな。
私はね、責め合いの中で生きてきたの。
うちの家族はみんな何かあると人を責めるの。
自分から一生懸命目をそらすの。
特に私は責められた。
庇ってくれる人も守ってくれる人も
いなかった。
みんなの苦しみを受け止めてきたの。
だからもう受け止めたくないんだ。。。
苦しみや悲しみを受け止めてもらうのは
素敵なこと。
一人で受け止めるのはしんどいもんね。
でもだからと言って無理やり押し付けてしまうのは
違うから。
相手にも都合があるんだから無理やり押し付け
られても困る。
もう自分の感情を一人で背負いこむのも、
人から感情を押し付けられるのも・・・
疲れた!
もう何も任されたくない。
だからそれらをぶん投げる・笑
責任なんて取らん!
家族が私にそうしてきたように、今度は私が
家族にそうしよう。
うーん なんか違うな。
とにかくもう、誰からも責められたくない。
許し合い、支え合える優しい世の中がいい。
誰もが精一杯生きているのだから。
なんかまとまりなくなっちゃった
