夏目友人帳に雪だるまみたいな妖怪が出てきます。
それは何かを必死で探していて、見かねた夏目くんが
「何を探してるんだ?」と聞くのですが、
「あったかくて優しいもの」と言うことしか
わからないといいます。
「なぜそんなわからないものを必死に探すのか」
と聞かれてもどうしてなのか自分でもよくわからない
ような感じ。それでも「今探さなくちゃ」と
焦っています。
その時夏目くんはふとそれの胸に光るものが
あることに氣づきます。
なんと探し求めていたものは自分の中にあったのでした。
それは雪花のタネでした。
「定めがあると知りながらそれを忘れるのも定めなのだ。
そして何かを探してさまよい歩く・・・」
と斑は言います。
まるで私たちのことみたい。。。
タネはその存在に氣がついたときに発芽して
花を咲かせます。
これ、雪だるまの変身後の姿です。
水仙そっくりの花を咲かせ、咲いた途端消えてしまう定め。
私たちの中にも花の種があります。
一人一人違った花を咲かせるその人だけの種。
スターシードはもう一つ、時が来ると自然に発芽する
ようプログラミングされた種を持っています。
咲かせられずに還ってしまう魂も多くいます。
咲かせられるといいですね。
雪花のように輝く花を。。。