カメラが進化して心は退化した? | Fabulous Days

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The Love Life
of twin stars!
☆〜(ゝ。∂)

フイルムカメラだった頃、

 

写真は現像してみないと出来映えがわかりませんでした。

 

フィルム代もかかってしまうから、

 

1枚1枚丁寧に慎重に写していました。

 

 

それからデジカメが出て来て、

 

撮ったその場で写真を確認出来るようになり、

 

出来が悪ければ即削除出来るという

 

手軽なものになりました。

 

 

それでもまだ、被写体との対話はあったように思います。

 

 

ところが更に進化して携帯やスマホに

 

もれなくカメラが装備されるようになって

 

益々写真が手軽になったら・・・

 

みんなどこでもここでもパシャリパシャリ。

 

撮ること、SNSで目立つことに一生懸命で

 

被写体はおいてけぼりになりました。

 

 

パレードもびっくりしたけど、

 

もっとびっくりしたのは西城秀樹さんの

 

葬送の車をみんな一斉にカメラに収めている

 

姿ですよ!

 

(テレビでたまたま見ました)

 

被写体へのリスペクトはどこに行っちゃった

 

んでしょう。

 

インスタ映えなんて言葉が流行って来たら、

 

かわいい食べ物を撮るためだけに注文して

 

食べずに残して言ってしまう人も増えたとか。

 

 

写真の撮り方はすっかり変わって

 

しまったのでしょうか。

 

いつから

 

「自分のため」になってしまったんでしょうね。

 

有名人さんも勝手にパシャパシャ撮られちゃう

 

んだから大変です。

 

カメラを向ける相手のことを考えないとね。

 

本来は撮ってもいいかどうか聞いて、

 

「いいですよ」って言われたら撮るものです。

 

それが相手を敬う氣持ち♡

 

いつから勝手にカメラを向ける無作法な

 

世の中になっちゃったんだろう。

 

右へ倣えの集団心理はコワイコワイ。

 

大勢の知らない人から一斉にカメラを向けられたら

 

どんなに不気味か不快か・・・。

 

被写体に敬意を表しつつ心を込めて撮られた写真は

 

見た者の心を動かします。

 

私はそういう写真が好きです。

 

ただ撮りゃいいってモンじゃない。

 

自慢するためだけに撮った写真に

魅力なんてない。
 

「いい写真が撮れた」って有頂天に

 

なってるかもしれないけど、

 

心のない写真はいい写真なんかじゃないよ。

 

絶対に。

 

ただのひとりよがり。

 

ほんとにいい写真は見て心が動く写真だよ。

 

やたらめったらカメラを掲げないでほしいな。

 

相手を想って相手と対話しながら心を込めて撮った

 

写真で溢れるといいな。

 

花でも、動物でも、食べ物でも、人でも、電車でも。

 

 

自戒も込めたぼやきでした・笑

 

ゆづにも今度謝らなくちゃ。

 

「勝手にカメラ向けてごめんなさい」って。