このブログは、ひかりの輪とその会員が、地下鉄サリン事件をはじめとする数々の犯罪行為を行った「オウム真理教」について反省・総括して、その教訓を残すとともに、オウム問題の解決の一助になればと願い、開設されたものです。

 

(※主に2008年以降に作成した反省・総括文を十数年前から公開していた「ひかりの輪」運営のサイト「オウムの教訓ーーオウム時代の反省と総括の概要」を、このたび〈2022年4月に〉移設したものです)

 

 この試みを通じて、麻原彰晃こと松本智津夫(2018年7月6日に死刑執行)と、麻原を師と仰ぎ、つき従った多数の信者たちが、なぜ、日本に生まれ育った日本人でありながら、同じ日本人に対する無差別大量殺戮を行うという未曾有の事態を引き起こしてしまったのかを、解明していけたらと願っています。

 

 現時点では、2007年5月のひかりの輪発足以来、団体を挙げて行ってきた、オウム事件やオウム問題に向き合い、その誤っていた点を振り返っていく作業を通じて、まとめてきた文書等を、掲載しています。

 

 これまでは、主に、ひかりの輪の元オウム信者による調査・研究結果をまとめたものを作ってきました。その結果、団体の外に多数存在している、事件後に脱会した元オウム信者からの調査協力を得られたことも、大きな助けとなりました。

 

 さらに、これまでに、思いもよらず、複数の専門家の方々の研究にご協力する機会をいただく中で、元オウム信者だけで教訓を残していくよりも、団体の枠組みを超えて、この問題に造詣の深い多くの専門家の方々に研究していただいた方が、いっそうの問題解決につなげられることを実感するようになりました。

 

 願わくば、このブログをご覧になったみなさま方のご支援を賜ることができますよう、心よりお願い申し上げます。

 

 わたしたち一人ひとりの心深くにうごめく、オウム的なる心の根を解体していくことで、わずかながらも、オウム問題の償いとさせていただくことができますように。

 

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