少しまえのことになりますが、


7月17日、


祇園祭のハイライトである山鉾巡行が


今年も盛大にとりおこなわれました。





毎年見たい見たいとおもっていたのですが、


なかなか見れておらず、


やっと、見ることができました!!




肌が日射しに弱いので、暑さきびしい油照りの夏の京都では、


つばの広い帽子をかぶり、肌を隠すいでたちで歩いていますが、


この日は本当にお天気がよくて、


どこまでも青く、広い空、


明るい朝の光が京都の街を照らし、


まさに最高のお祭り日和。


京都の熱気は最高潮に達しました。




なかでも、


長刀鉾に乗ったお稚児さんがとりおこなう、


四条麩屋町での注連縄切り、


結界が切り開かれるさまは、


ほんとうに感動的でした。




まだ小さいお体で、


大きくて重たい太刀をかざすお稚児さんのお姿をみていると


大丈夫かな・・・ってはらはらしてしまうのですが、


とっても凛々しくて一生懸命なご様子が、


たまらなく可愛らしくて


微笑ましかったです(^^)


また、


お稚児さんのご家族にも、


さまざまなしきたりを守られていくご苦労が


さぞおありだっただろうなとおもうと・・・


涙がでそうになりました。


すばらしいものを、見させていただきました。






なんといっても祇園祭は、7月の1か月という長い期間をかけて行われ、


世の平安を祈念する祭礼であり、


京の夏の風物詩として、


日本人ばかりでなく、外国の方々にも愛されています。


日本人の誇り、ですよね。





そして、


京都に生まれ暮らす方々にとって祇園祭は、


ほんとうにたいせつなものです。




さまざまな本や映画やテレビでも紹介されているとおり、


京都には、


物をたいせつにする精神、


ひとをおもてなしする真心、


文化と伝統を守り続ける気高さ、


美しい自然と景観を後生までそのままにのこしていこうというたゆみない努力・・・


そういった人々の尊い営みが、


あたりまえのように息づいていることに


どこへ行っても気づかされます。




京都がもつ、和の美しさとぬくもりは


人々がまさにそのようでいらっしゃるからこそなのだと・・・


感じずにはいられないです。


京都を訪れる人々の心とからだを


優しくあたたかく・・・癒してくださいます。




また、


夏の京都の街には、


浴衣を着たかたが数多くいらっしゃり、


そのような風景を眺めていると、


日本の美しさを感じます。




日本人には、浴衣が似合いますよね(^^)


夏の浴衣、


ほんとうに素敵です。


見ているだけでうれしくて、幸せな気持ちになります(*^^*)




わたしは浴衣もお着物ももっていないので、


すごく残念なのですが、


着付けの本を眺めたり、少し勉強してみたりしては、


和服が着こなせる女性になりたいと・・・


願ってしまいます。




お着物を着こなすためにたいせつな、美しい所作は


美しい心をもっているからこそできるものだとおもいます。




しなやかに心が強くなければ、


精神的に豊かでなければ、


きっとお着物は、着こなせない・・・。




その道のりはしんどいものだとおもいますが、


常日頃から、


芯が強いけれども心優しい女性になっていけるように、


その努力をけっして怠らないようにしたいと


おもいます。


とっても大変ですよね(^^ゞ・・・でも、


がんばりますp(^^)q