私には、中学生の、とってもかわいい娘がいる。

そして、この子はショッピングセンターが大好き。

そうして、私はショッピング、大の苦手(^_^;)。
人に酔って疲れてしまうから。

娘は、よく私に言ってきた。


『✕✕(ショッピングセンターの名前)に連れて行って~』


そして、私は、ほぼ毎回、こう言った。

『ごめんね~。✕✕だから無理だぁ(´Д`)』

理由はそのたびに違った。


『✕✕に行かなくちゃいけないから』
『疲れてるから』
『遠いから』


そして、そのたびに、

『連れて行ってあげたいんだけど・・・。ごめんね(´・ω・`)』

そう言っていた。

本当に、嘘偽りなく、心から、そう思って・・・。


そうして、そんな日々が数ヶ月続き、親戚が集まる日があった。

そこで、娘が回りの人にこう言った。

『お母さん、どこにも連れて行ってくれない(T○T)』

姉が私に言った。


『ショッピングセンターくらい付き合ってあげればいいのに』

そして、私。

『だって遠いんだもん(^_^;)』

その時、姉はこう言った。


『東京とかしょっちゅう行ってるのに、✕✕が遠いわけないでしょう?』



えっ (; ̄Д ̄)

私の中で何かがパチーンと音をたてた。

ゆっくりと、自分の言葉を思い出した。

姉の言葉も。



『遠く・・・ない?』

『遠くなんて・・・ない!!』


『じゃあ、なんで、そう思った?



・・・わからない。頭が混乱する。

『遠くないのに、遠いって言ってる。 なんで? どうして?』


何かがガラガラと崩れていった。

そうして、心の中のレンガが崩れたら、かすかに見えたものがあった。

『インナーチャイルドが・・・いる!!』

インナーチャイルドを見つけた私は、家に戻ってから、
そのインナーチャイルドに会いにいった。

そして、やっと会う機会がやってきたその子は、こう言ったんだな。

『私、ずーっと寂しかった』
『その子も同じ想いをすればいい!!』

『お母さん、全然一緒にいてくれなかったもん
『その子だけ幸せになるなんて、許さない!!』


)))))))))))( ̄ー ̄;)/ギク!



こういう時、『驚き、桃の木、山椒の木』、って言うんだっけ?

やっとわかった。

この子が、私と娘が仲良くお出かけするのを邪魔してたんだ。
w( ̄△ ̄;)w。


その子は言った。

『お母さん、全然一緒にいてくれなかった!!』
お母さん、私のこと、全然見てくれなかった!!

一緒にいて欲しかったのに!!
一緒にいて欲しかったのに!!
一緒にいて欲しかったのに!!
『お母さんのばかーっ!!!!』


聞いているうちに、昔の自分を思い出していた。

『あぁ、そうだった』
私、寂しかった』

お母さんのこと怒ってた』

恨んでた』
『大好きだったのに・・・お母さんのバカァーっ!!』

いつしか、その子と同じ気持ちになっていた。
涙は勝手に流れていた。

その後、インナーチャイルドを癒して、落ち着いて、
あの子の叫びを思い出して、しみじみ、思った。

✕✕(娘の名前)に同じ思いをさせなくて、良かった!!

本当に気づいて良かった!!


その後、娘の『連れてって~』には、何の抵抗もなく、
応えられるようになった。

相変わらずそういう場所が苦手な私は、
駐車場にいたり、中でずーっと紅茶を飲んでいたりしているけれど、
行き帰りの娘との会話は、すごく楽しい。

戻ってきた娘の笑顔を見ると、本当に幸せな気分になる(*^_^*)。

インナーチャイルドは、こうやって、今の自分に、
思いがけない形で影響を与えることがある。

自分では全くそのつもりがないのに、誘導させられていることがある。

もし、『何か、うまくいかない』、『何で、こうなるの?
とか思っていたら、
インナーチャイルドヒーリング
いいかもしれない。

もし、『幸せな気もするけど、幸せじゃない気もする』、
『何か苦しい』、『頭の中、ごちゃごちゃ』とか思っていたら、
ヒーリングセッション
、いいかもしれない。


多分、全ての答えは、自分の中に・・・ある。