座る姿勢を変えて、健康な身体を作ろう③
~良い姿勢を知ろう~ ⑵
姿勢を見るときのポイント
前回は、座った姿勢を横から見た時に、耳・肩・大転子(だいてんし)が一直線上にあることをお伝えした。
今回は「骨盤の傾きの見方」を知ろう。
骨盤を前に傾けた状態を前傾位(ぜんけいい)、後ろに傾けた状態を後傾位(こうけいい)という。
骨盤の前傾・後傾の中間位は、
上前腸骨棘(じょうぜんちょうこつきょく)と上後腸骨棘(じょうこうちょうこつきょく)の高さの差が
2~3横指(おうし)の間の位置で、これが理想的な傾斜角度だ。
*2横指とは、手を横に向けて、2本指の高さのことをいう。(1本なら1横指)
まずは、目安となる位置を知ろう。写真を参考にして触ってみよう。
上前腸骨棘は、骨盤の前方に出っぱったグリグリした部分だ。
上後腸骨棘は、骨盤の後方にあり、後方に突出した部分だ。
上前腸骨棘よりは、身体の中心に近くなり、突出具合も少ないため、少しわかりにくいかもしれない。
いずれも、わかりにくい場合には、だいたいの場所にあたりをつけて、
手のひらで圧迫させて、内側から円を描くようにして、突出している部分を見つけだしてみよう。
触れるときのポイントは、凹から凸へ、へこんだところから 出ているところへと触ると分かりやすい。
この上前腸骨棘と上後腸骨棘の高さの差が、
骨盤の前傾は、 3横指以上
骨盤の後傾は、 1横指以下 となる。
人は重心のバランスを保とうとする。
骨盤が後に倒れると、頭や首を前にすることで重心のバランスを保とうとして、前かがみの姿勢になりやすい。
そうすると、身体を支えている背骨から、頭が遠くなるために、椎間板や靭帯(じんたい)、筋肉などに過度な負荷がかかり、肩こりや頭痛の発生を及ぼすことにもなる。
反対に、骨盤が前に倒れすぎると、腰をそらせ過ぎることになり、その結果、神経のとおる道が狭くなってしまうので、神経が損傷したり、ゆくゆくしびれの出現に繋がることもある。
これは、脊柱管狭窄症と言って、60歳過ぎてから症状に現れてくる方が多い。
理想的な骨盤の傾きになるように、意識して座ってみよう。
その上で、前回にお伝えした、耳・肩・大転子のラインが一直線上となるように座ってみよう。
たった今から、座る姿勢に意識を持って、あなたの未来の健康に役立ててもらえたら嬉しい。
続く。
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