奇跡は光の中で見える
Lesson91
奇跡には必ず心眼(ヴィジョン)が伴うと
覚えておくことが重要である。

これは何度でも、頻繁に繰り返す必要がある。

これが、
あなたが学んでいる新しい思考体系と、
それを生み出す知覚における中心概念である。

奇跡そのものは常にそこにある。

あなたの心眼(ヴィジョン)が原因となって
奇跡が現れるのではなく、
あなたが見ることに失敗した結果、
奇跡が消え去るのでもない。

変化するのは、
あなたが奇跡を自覚するか否か
ということのみである。

光の中にいれば、
あなたには奇跡が見えるが、
闇の中にいるなら奇跡は見えない。
………

長い方の練習時間は、
次のような真の因果関係を
述べることから始める。

奇跡は光の中で見える

肉体の目はこの光を知覚しない

しかし私は肉体ではない。
私は何なのだろう?
……

あなたが肉体でないのだとしたら、
あなたは何なのだろうか。

正直にこう尋ねなさい。

それからあなたの属性についての
間違った考えが訂正され、
その反対の考えと入れ替えられるように、
数分間を捧げる。

たとえば次のように言う。

私は弱くなく、強い。
私は無力ではなく、力にあふれている。
私は限定されたものではなく、無限である。
私には疑いはなく、確信がある。
私は幻想ではなく、実在する。
私は闇の中で見ることはできないが、
光の中では見ることができる。
……

奇跡は光の中で見える。
この誘惑を理由に、
私が目を閉じないでいられますように。

(奇跡講座ワークブック編中央アート出版社より抜粋)