3月定例会 | ひかりシュタイナークラス

ひかりシュタイナークラス

こんにちは。ひかりシュタイナークラスです。
大阪市内で、月一回、日曜日に親子でシュタイナーを学ぶ場として活動しています。
幼児から大人までオイリュトミーを楽しんでいます。小学生はメインレッスンのクラスもあり、主にフォルメンを学んでいます。

今年度最後のひかりシュタイナークラスでした。

まだ少し肌寒い。でも、外を歩いていると色んな花の香りがしてくる、春の訪れを感じられるようになりましたね。

幼児オイリュトミーの様子…

素ばなし『竹の子童子』(オイリュトミーの前に小さなおはなし・補助Uより)

おけ屋の三吉が竹を切りに行くと、どこかで呼ぶ声がして・・・その竹を切ってみると、中から小さな男の子が出てきました。「おれは天人だ、1234才だ」

ここで子どもたちは、うふふ~とにっこり。楽しそうに聞いてくれました。

素話が終わると輪になって手をつなぎ、歩きます。

「こびとがこんなふうにあ~る~い~て~る~…♪」

ゆっくり~、足をドシンと~、おもたく~、かるく~、そして平常に~、と歌を繰り返しながらの導入です。

オイリュトミーのおはなし『七羽のカラス』(岩橋先生)

幼児さんは音の形を体現するのに、おはなしを通して体験します。

輪になって、先生の手・足の形を模倣します。その際、物語はどんどん進んでいきます。歩いたり、走ったり、主人公になって体験します。そのうちにおはなしにのめり込んでいき、先生の顔をじっと見て、棒立ちになることもしばしば(笑)集中して、おはなしを味わっています。カラスになった兄さんたちを探す、勇気をふるって旅をする女の子のおはなしです。手はこう、足はこう、という言葉による指示はありません。自分から動く、自分から体現する、その部分を子供たちが自ら育てていきます。補助でありながら、私もおはなしや子どもたちから元気を頂きました。


フォルメンクラス・5年生

穴の中から四角柱が立っていて、それを少し上から見た絵。1、2、3の順に色を濃くしていったとのことです。高学年になると立体を描いていくんですね。最後にはカードゲーム神経衰弱をしていたとのこと。勉強ではなく楽しく芸術を体験する時間です。



この度、6年生が一人ひかりクラスを卒業しました。最後の待ち時間に子どもたちで色オニをして遊んでいる姿が微笑ましかったです。学年を超えて集える場は、見ている大人もほっとします。卒業する子も、見送る子も、大人も、胸の奥がキュッと切ないような節目の季
節ですね。ここで出会えた繋がりが宝物になりますように。

次回は4月11日(日)此花一休ホールです