昨日は、石黒先生に「アントロポゾフィーの視点から見たアレルギー」についてお話いただきました。
石黒先生、そして、ご参加くださったみなさん、本当にありがとうございました。
石黒先生はいつも、どんな質問にも、気さくに、でも真摯に、時間いっぱいまでお話して下さり、本当にうれしい限りです。
昨日は、人智学はじめまして、の方にもお越しいただくことができました。
「アレルギー」=「免疫機能の異常」=「自分とは異質なものに過剰に反応すること」とは、一般的に言われていることであり、それは確かに間違いない、ということでしたが、
シュタイナーは独自の視点でアレルギーをとらえているので、
「そんな考え方もあるんだ!」「もっと知ってみたい!」と思ってもらえたらうれしいな~と思います。
ざっくり言うと、「自分(内)」と「異質なもの(外)」の不均衡によりアレルギーになる、とのこと。
自我がしっかりしていれば(弱まっていなければ)、外とのバランスが保ちやすくなるのですが、
現代的な生活は、
・太陽と月のリズムに合わない生活
・プラスチック製品などの人工物
・さまざまなストレス
などなど…自我を弱める要素が多いので、
「自己教育」「自我の成長」をしていく必要がある、ということでした。
先生の講演会は、いつも「自己教育」でまとめになりますね(笑)
「自己教育」は難しいことではありますが、「自己教育」が必要なくなったら私たちがこの世に存在している必要性はなくなるわけで…
ここは逃げずに乗り越えていく必要がありますね。
私たちを導いて下さる先生方、共に学んで下さる会員のみなさまに感謝しつつ、より寛容な人間になれるように自己教育していきたいな、と思いました。
