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週末、東京都写真美術館で展示されている「世界報道写真展2010」を観てきました。


今年の世界報道写真大賞は、イタリアのピエトロ・マストゥルツォ氏がイラン大統領選挙後の混乱の様子を撮影した1枚で、日没後に屋上から抗議の叫びを上げる瞬間をとらえたものです。

他にも、考えてしまわずにはいられない写真が多く展示されていました。


ここからは全く個人的な感想なのですが・・・


展示されている写真は、やはり中東で撮影されたものが多かったのが印象的でした。

(アフガニスタン紛争、イランの大統領選挙など)

情勢の安定度合い、経済発展の度合いにものすごく差がある中東の国々。

新婚旅行でヨルダンに行きましたが、ヨルダン自体の情勢は安定しているものの、乗ったタクシーの運転手さんと話をしたら「実はクウェート難民だ」とおっしゃったこと、イスラエル国境では銃を構える兵士が多く検査が厳しかったこと等があったのですが・・・日本にいる私にとっては「昔ニュースで見たこと」ですが、まだ何も終わっていない人が沢山いるという認識を持たないといけないとその時反省したのを思い出しました。


意識しないとすぐに色々な視野が狭くなってしまうので、極力こういう機会を作るようにしています。