女将の元ご主人 
時々、女将を尋ねては
女将と夫婦喧嘩をするんだけど
お出かけする時にさ
女性はお化粧をするじゃない?
男性はそれを
ソファーにでーんと座って
待っている。

お化粧をしている間に
ダイニングと化粧室で交わされる
お決まりのケンカ?(笑)

「化粧しても変わらんだろ」とか
「化粧しても、誰も見てないだろ」と
元ご主人は言う。
化粧をした女に言ってはならぬワードを
いつも投げつける
「仲良いな、この2人」と思う。

女将は、平気な顔をして
お化粧をしていて
普通なら「口論」
になってもおかしくないよね。
もしくはおでかけ中止論争に発展しそう

でも、私も女将も「知ってる」
ご主人がなぜそう、茶化すのか。
「変わらない」の意味

お化粧しても変わらない人間なんて
この世の中居なくて

「俺は、(化粧しない、普段の)
お前を知ってる」という
独占欲だったり

「そんな綺麗にして、誰の目を気にしてるの」という不安感、嫉妬だったり 

「私とあなたの心の距離を近く思っています」

という思いの隠れた心の言葉。

だということを。

だから、さらーーっと流せ
「愛してる、離れていかないで、置いていかないで。誰かを見ないで。そばにいて。近くに思って」という気持ちを言葉に、表せない時の心模様。

「変わらないね💕」

これ、誰でも使ってると思っていたら
そうじゃなかった💦💦💦💦💦

あなたを大切に思っている、近い存在であるという、気持ちを「文字や言葉を伝えられない時」そんな感じのニュアンスの心の時に

女将は「みぃは変わらんな」と言ったりする

全人類、共通じゃなかった衝撃(¯―¯٥)
これ、使ってるの「女将家」だけだった💦

だから、お母さんに伝わらなかったのね。


昔の人は
愛する人に「月が綺麗ですね」と
愛を表現した。福沢諭吉論

戦争の時に
電話の代わりになったメッセージをおくる
機械で
奥様に向けて「あ」と送った。
文字も沢山書けない
そんな戦争に行く最中
 
いしてる
なたをいつも思ってる
いたい

の、

そのメッセージに、
奥様は手紙を抱きながら泣いたという。


元ご主人の「変わらんだろ」は
隠れた言葉。

「誰に見せるんだ俺以外の。
俺はお前を知ってるぞ」
という独占欲だってこと。

愛を伝えることの難しさ。
思いを届ける事の難しさ。
心をさらけ出すことの難しさ。

嫉妬って、なかなか言葉には出来ないのよね💦(笑)
ただの、純粋な想い。

伝わって欲しい
伝わっちゃうと恥ずかしい

ゆらゆら。