オヒアレファはハワイの樹木です。
「オヒアレファ」は2つの名前がついたツインレイの花です。
オヒアレファ
樹の名前がオヒア。
花の名前がレファ。
このオヒアレファには悲しい伝説が存在します。
オヒアとレファという、それはそれは目を引くほどの美男美女の恋人同士がいました。2人は結婚を約束していました。
ある日、火山の女神ペレが美男のオヒアに恋をしてしまいます。
女神ペレは決して美しいとは言えませんでした。
そこで美しい女に姿を変えてオヒアの前に現れます。
ところがオヒアは心を奪われることはありませんでした。
嫉妬深い女神ペレはどうしてもオヒアを自分のものにしたくなりました。
美しいレファに嫉妬の念を燃やし、レファを焼き殺してしまいます。
オヒアは何日も何日も泣き続けました。
その姿を見て女神ペレは自分のしてしまったことに後悔し、オヒアを樹に変えてあげます。
そしてその樹木に美しい花を咲かせ、
オヒアとレファがずっと一緒にいられるようにしてあげました。
花の名前がレファ。
この2つの名前を持っている樹木なのです。
人の幸せを奪い取って自分が幸せになっても、それは一瞬で長くは続きません。
今度は自分が大切な人を奪われるかもしれないという不安が付き纏います。
心穏やかにはいられない、その人の心が本当に癒されることはありません。
人の幸せを奪い取って得た幸せは、
勝利ではなく人生の敗北です。
自分自身への敗北です。
(このブログを書きながら、レファの悲痛な叫び、怒りが私に降りてきて、そのまま文字にしました。「人生の敗北」、レファは女神ペレにそう言ってやりたかったのかもしれません。)
ところで私個人的な意見なんですが、
この真っ赤な花って、レファというよりどちらかと言うと火山の女神ペレに見えてしまいます。
私が感じるレファのエネルギーって色に例えるとピュアな白なんですよね。
この上に伸びた真っ赤な花をよく見ると、
まるで火山のごとく燃え盛っているように思えてなりません。
伝説では女神ペレがオヒアを樹木に、レファを花にして2人を一緒にしたと伝えられていますが、
嫉妬深い火山の女神ペレがオヒアと一緒になりたくて自分を象徴する火山の赤を花にしたように私は感じてしまいます。
したたかな女は反省したフリをしても、したたかなものなんですよね。
またね。
Hikari⭐︎