不登校親の会交流会、ポンテの参加で知った『教育機会確保法』
この法律は、不登校の当事者・親の声をもとに生まれた、平生28年度に出来たもの。
これによって、「学校復帰」を目指させる不登校支援のあり方が大きく変わったとされる。
そのポイントは5つ。
①学校を休むことは必要
体調不良、いじめ、周囲に馴染めない…様々な理由で学校に行けなくなった子供が『休んで良い』ということが、初めて法律に盛り込まれた。辛い時は、休むことが必要であることが認められた。
②不登校は問題行動ではない
不登校は『どの子にも起こり得る』ことで、子供の性格や親の育て方が原因とは言えない。不登校は治したり、克服したりするような問題行動ではなく、個性を持った一人一人の子供が、学校に行く行かないを選んでいる。
③学校復帰ではなく社会的自立が目標
今までの不登校対策は「学校復帰」が前提で追い詰められる子供も多かった。今後は子供の自己決定を大切にし、社会的自立を目指す必要がある。
④学校以外の学びの場の大切さ
「どこ(学校)で学ぶか」ではなく、「何をどのように学ぶか」が大事。フリースクールや家庭など、学校以外の多様な学び場を選択できることが大切。一人一人に合った居場所・学習環境を確保することが重要。
⑤子供や親への必要な情報提供
教育委員会や学校はフリースクールや親の会などの情報を保護者に伝える。民間団体と連携しながら情報収集を行い、必要な情報を広く伝えることが求められる。公民連携が大事。
改めて良い法律だなぁ〜。貰ったリーフレットを活用し、どんどん広めていこう