少し早いですが、光のお墓参りに行ってきました。
動物霊園にお願いしようかとも言っていたのですが、市の霊園でお願いしました。
光のおうち
道中の風景。すごくのどかな良いところです。
大きなセレモニーホールもある所でかなり敷地は広いです。
到着したらすぐの所に、火葬用の炉がありました。
小さい炉が4つと大きい炉が1つ。
光のおうち
これは一番大きな炉。今日はこの大きなのは動いていませんでした。
小さいのが1台動いていて、火葬中でした。
人が眠る霊園の奥に動物用の所があります。
光のおうち 光のおうち
中央のマンホールの様な所に沢山の子達の遺骨が眠っています。
マンホールだったのにはちょっとショックだったけど・・・沢山の友達と一緒に眠れるから良かったのかな。
周りのお供え物を見て、飼い主さん達の思いが伝わってきます。
光は何も食べれなく逝ってしまったので、残っていたフードと、大好きだったおやつと果物を沢山供えておきました。友達と仲良く食べてくれたかな?
9月27日の光の誕生日にもプレゼントを持って来ようと思います。
ノートPCから沢山の光の写真が出てきたので動画を作ってみました。
初めてなので至らない部分もあるとは思いますが・・・。
静止画のつなぎ合わせですが、動きのある動画というのを目標に作ってみました。
一部、父が唯一とっていた動画も組み込まれています。
元気だった頃の光を見てあげてください。

光の命を奪った、胃捻転という病気について書きます。
胃捻転は一般的に、大型犬に多いそうです。時々中型犬、小型犬でもみられます。 その他の犬種も症例がないわけではありません。痩せている個体の場合、特に注意が必要です。
まずは愛犬の異変に速やかに気付く事。これに尽きると思います。些細な事でも何かおかしいな?と思ったらすぐに獣医に見せるべきです。
胃捻転は一刻を争う病気です。様子を見ておこう・・・と言っている間に手遅れになってしまいます。
愛犬を失わない為にも、異変に気付く事は大切な事です。

胃拡張胃捻転とは
簡単に説明すると、胃がねじれてしまう事です。 胃の中で細菌が内容物を分解し、急激にガスがたまります(胃拡張)
その後、様々な原因によって胃が回転し(捻転)、 周辺の臓器を巻き込みながら後大静脈などの太い血管の血流を止めてしまいます。胃の入り口(食道)と出口 (小腸の辺り)がふさがり、パンパンに膨らんだ胃は機能しなくなり、壊死してしまいます。
膨張した腹部は胃の周りの臓器や静脈を圧迫し、
周辺の臓器(特に脾臓)への血流が止まり、あらゆる組織が急速に壊死しはじめます。
その結果、胃や胃の周辺臓器の多機能不全などが起こります。

食道が塞がっているので、犬はゲップして空気やガスを外に出すことも、吐き気があっても吐くことができません。
血液も正常に流れなくなり、ただちに処置をしないと、
最後は心臓に影響が出て、ショック状態に陥ります。
少しでも時間が経つと悪化していくものなので早急な処置を要します。
捻転発生後短い時間経過で不整脈が多発するようになり、苦しみの中で死んでしまいます。
適切な処置をしても、血流が改善する事で、死にかけていた体内各所の臓器に蓄えられた毒素(エンドトキシンや乳酸など)が体内をめぐり、胃を正しい位置に戻した直後に心臓が止まってしまう事もよくあります(再還流障害)。
胃捻転は、発症したら助かる確率も低い病気です。

なりやすい傾向
胸部や腹部の深い犬種、老犬、
臆病で怖がりな犬、神経質な犬、よく吼える犬、痩せている犬。
・胸部や腹部の深い犬種がかかりやすいのは、胃を支えている靭帯が伸びてしまいやすいからという事と、胃のねじれるスペースがあるからです。胃を支えられなくなると、胃はぶら下がってしまい、固定されていない膨張した胃は何らかのきっかけにより、ねじれてしまいます。
・加齢によっても胃を支えている靭帯が伸びてしまい、周辺の筋肉等の組織も緩んできます。
しかし、若いからとはいえ発症しないとはいえないようです。
・性格や気質も発生率に関係あるそうです。臆病で怖がり、神経質な犬ほど、発症率が高いそうです。その理由には、ストレスなどの影響を受けやすい事と、何かにつけて吠えたり、急に激しく動いたり立ち上がったり等の行動が多いことも挙げられているようです。
ストレスはホルモンバランスや神経系の安定も崩します。また、胃腸の働きに影響します。
体格では、痩せている方が胃捻転になりやすいようです。そもそも胃腸に問題がある可能性が高い事と、胃の周囲の脂肪が少ないことなどが原因なようです。(捻転するスペースがある)

胃捻転の症状

・前足を伸ばし、お尻を上げて苦しそうにしている。
・落ち着きがない。背中を丸める。そわそわする。
・吐こうとするが、実際には吐かない。(捻転しているので吐けない)
・苦しそうな呼吸。
・「よだれ」がたくさん出る。
・泡を吹く。
・口の周りに泡状のものが付着。泡状の粘液を吐く。
・腹部(胃)が膨張する。(胸部に近い左側)
・歯茎の色が変わる。(黒っぽくなり、やがて青白くなる)
・苦しそうにうめき声をあげるが、吠えたり、大きな声を出したりできない。

治療について
病気の治癒率は悪く、内臓組織の損傷が酷い場合は殆どが助からないようです。死亡率は16~68%と高めとの事です。
とにかく、一刻も早い治療が必要です。おかしいと思ったら、早急に信頼できる獣医に診せる事です。
まず、必要に応じてレントゲン、心電図、血液などの検査をします。大抵の場合、そのまま外科手術になるようです。
そして胃に溜まったガスや空気を抜き必要なら洗浄をします。(胃の減圧)そして、犬の状態をみてねじれを正常に戻します。
その他、胃の膨張の度合い、ショックの度合い、胃や周囲の臓器が既に壊死している場合など、それぞれに応じた手術、投薬、処置が行われます。
また、心不全やその他の合併症を起こしている場合、その後の経過に大きく影響するので、一見手術がうまくいったように見えても、術後数日で亡くなってしまう犬もいるそうです。手術後の不整脈や、その犬の心臓の状態なども影響するみたいです。
必要に応じて、再発防止のための胃腹壁固定手術を行うこともあります。
早急な処置と、適切な手術、治療が行われれば、助かる確率も高くなります。

予防するには
・食事は必ず最低2回以上に分けて、一度に沢山食べさせないようにします。
後、ドライフードを与えている場合は特に、食前食後に沢山のお水を飲ませないようにします。
ドライフードは一度お湯でつけて油抜きをし、ガスを発生させにくくした方がいいようです。
食べさせる時もゆっくり落ち着かせて食べさせる事。後高い位置に食器などを置いて食べさせないようにします。
・食事をした後1時間は大人しくさせます。食事をした後すぐに急激な運動をさせるのは大変危険です。
散歩や激しい運動ばかりではなく、仰向けで転がったりするのは危険です。
食後すぐに遊びたがっても我慢させましょう。突然立ち上がったり激しく吠えたりすることも危険です。
急激に胃が膨張するのは、食事の影響だけではなく、胃の中の空気やガスが一番の要因です。
なので、上記の早食い、高い位置での食事は沢山の空気と一緒に食べてしまう為良くありません。水をガブガブ飲ませるのも空気を沢山飲み込むので良くありません。ホースから直接水を上げたりするのはやめましょう。
・普段からげっぷやおならが多い子も胃捻転を起こしやすいようです。フードがガスを発生させやすい物の場合もあるのでフードを変えて様子を見るのも良いかもしれません。
・過度のストレスも原因の一つです。神経質な犬
、臆病な犬、怖がりの犬は、常にストレスによって胃腸に負担がかかってしまいます。出来るだけ穏やかに過ごせるような環境にしてあげるようにしましょう。
・一度胃捻転を起こしたら、再発率が100%といわれているようです。
胃腹壁固定手術施せば胃がねじれにくくなり、再発率も減少するようです。胃捻転を起こす前にも手術を施す事が出来るようなので、獣医師とよく相談の上決めた方が良いです。
・カルシウムの過剰摂取も胃捻転との関係があるそうです。ドッグフードを主食にしているなら必要なカルシウムは含まれているので、必要以上にサプリメント等を与える必要はないです。
また、妊娠中の母体がカルシウムを過剰摂取していると生まれた子犬にも影響が出るそうです。

性格等色々な要素でなるものですが、飼主が予防できる部分もかなり大きいと思います。

これを見ていただいて少しでも助かる子が増えてくれる事を願います。