20日、昼過ぎにお母さんから電話がかかって来た。
光がまた胃捻転を起こして緊急入院との事。
お父さんが病院に連れて行ってるとの事で詳細はお父さんから・・・って言われた。
お父さんから電話が来て、とりあえず明日連絡まつことになった。と もう落ち着いてるから大丈夫、明日には退院できるって言われて安心した。
その日の夜から腰が痛み出す。今思えば光が何かを伝えたかったのかもしれない。
21日昼から仕事が忙しく、電話をかばんに入れっぱなしにしていた。
一段落出来たのが22時。電話を見ると11件の着信と2件の留守電。
全部お母さんからのもの。1回目の留守電には連絡下さいと普通に入っていて、
2回目の留守電にはお母さんの泣き声での連絡を下さいとのメッセージ。
嫌な予感がして、お母さんの携帯にかけてもつながらない。
実家の電話にかけてもつながらない。
お父さんの電話にかけてしばらく鳴らして、やっとつながった。
「光が、15時05分に亡くなりました。お父さんのせいや・・・ごめんね」
お父さんの泣き声を生まれて始めて聞いた・・・。お母さんにかわるとの事で変わってもらったら
「強心剤3本も打って助からなかった。よくがんばったんだから、もう許してあげようね」
仕事中だったけど、我慢しきれずに号泣。仕事後、帰宅せずに即実家に向かった。
いつもなら玄関あけると鳴き声が聞こえるのに聞こえない。
光のハウスの上に大きな箱が置いてあった。
中には光が居た。硬く冷たくなって。
苦しんだ様子ではなかったけれど、目を開けたままだった。
ドライアイスをいっぱい入れてあったから余計に冷たく感じた。
19日まであんなに元気だったのに。私が帰るまであんなに元気だったのに・・・。
でもよく頑張ったね。いい子だったね。
私に会うまで頑張ってくれていたのかなとも思います。
優しい子だから。強がりな子だから。寂しがり屋な子だから。

死因は、胃捻転から来る肝臓と腎臓への負担で機能が低下し、体内に毒素が回ったのが原因との事。
以前の胃捻転の時に肝臓と腎臓へのダメージがあり、今回のとあわせるとかなりのダメージだったよう。
肝臓と腎臓の数値が異常で結果が出ないという状態だったようです。
胃捻転になった原因が、ダックスやコーギーに多いヘルニアによるもの。
ヘルニアになると痛みで呼吸が荒くなり、その分胃に空気がたまっていってしまうとの事。
前回の胃捻転の時にヘルニアになりかけてるから注意してくださいと言われていたらしい。
完全にヘルニアにはなっていなかったけれども、その一歩手前まで軟骨が出てきていたとの事。
胃捻転になって内臓にダメージを負って、毒素が回って亡くなる事は結構あるらしく、特に大型犬は3日持たずに亡くなることが多いらしい。
それなりの対処法もあったみたいですが、今回はその判断が遅く、肝臓と腎臓のダメージを和らげる点滴を打ったのが遅かったとのこと。
治療費の領収書を見せてもらったら、なんか治療費がごっそり引かれているのは何故?と思った。2万位引かれていたかな。
それはやっぱり助かる見込みがあったからなの?って疑いたくなってしまうけれど、今更言った所でもう光は戻ってこない。
お父さんは20日、体調を崩す前に散歩に無理やり連れて行ったことを後悔しているようです。
その後に嘔吐して、体調が悪くなり、緊急入院となったから。
お父さんは悪くないよって言ったけれど、ずっと自分を責めているようです・・・。

沢山の思い出を貰いました。
沢山の愛を貰いました。
沢山の優しさを貰いました。 光、本当にありがとう。

本日、2009年8月21日 15時05分 虹の橋へ旅立ちました。
私が逝くまで見守っていてね。そして安らかに眠ってください。