こんにちは。タロット占い師のなかにしゆいです。


先日、父から電話がありまして、久しぶりに親子で再会しました。


なんというか、わたしが今このブログを書いているのも、本当にそのタイミングが来ているからなんだろうな~と、しみじみ思いました。


image
Photography by Katie Mallett


(前回)のつづきです。


「この映画は、何かを取り戻している映画です。
それが何なのかを、見つけてください」


千と千尋の神隠し [DVD]/ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社

Amazon.co.jp


その答えは、映画が始まってから40分程過ぎたあたりで見えてきました。


誰にでもわかるであろう簡単すぎる答えだったので


「いやぁ~、これはさすがに何のひねりもないから違うよね~?」


と、わたしはその可能性を結果的にスルーしました。


その可能性(答え)とは…













これです。↓

image
千と千尋の神隠し(C)ジブリ2001




そう、名前です。



この映画では、【名前】がひとつのキーテーマになっています。


・主人公の千尋は、名前を覚えている必要があった


・ハクは、名前を思い出す必要があった



千尋は契約時、湯婆婆に『千(せん)』と名づけられました。


『荻野千尋』ではなく、ただの『千』と。


映画の中で、ハクが千尋に忠告します。


『湯婆婆は相手の名を奪って支配するんだ』


『名を奪われると、帰り道がわからなくなるんだよ』


image
千と千尋の神隠し(C)ジブリ2001


わたしはこの辺りでもう、ビクビクしていました(笑)


え、もしかしてあたし、本名に戻れって言われてる?


いや~、それはないわ~💦


ストーリーが終盤に近付く頃、銭婆(湯婆婆の双子の姉)が千尋に言います。


『自分の名は大事にね』

image
千と千尋の神隠し(C)ジブリ2001


わたしのビクビク、MAX!


そして、千尋とハクが別れるシーン。


ハクが千尋に言います。


『わたしはこの先へは行けない。
千尋は元来た道をたどればいいんだ



『さぁ行きな。振り向かないで』


image
千と千尋の神隠し(C)ジブリ2001


二人の別れのシーンで号泣したわたしは


感情のメッセージを重視して


名前のメッセージは無視しました。


1月のわたしは、見てみぬふりをしました。


「わたしには関係ない」と。


けれど、4月に入って、自分の心境が変化していることに気が付きました。


「一体あたしはいつまで“なかにしゆい”でいるんだろうな~」と。
(参照記事はこちら)


わたしはずっと、なぜ自分がこの業界に来たのかわかりませんでした。


占い師になる前は、アルバイトでお金を貯めては海外を旅するバックパッカーでしたし、タロットも数秘術も占星術も、何も知らないアンチ占い人間でした。


あれよあれよとここまで来ましたが、本当に不思議でした。


けれど、今はなんとなくわかります。


今までの2年弱は、傷ついた心を癒す為に必要な時間だったのだと。


再出発する為に、心の準備をする為に必要な時間だったのだと。


わたしはずっと、この時を待っていたのだと。


本来の自分を受け入れ、本当の自分として生きる日が来ることを。


大げさに聞こえるかもしれませんが、これはわたしにとって、非常に大きな一歩です。


大きな大きな一歩です。


本日をもって


「なかにしゆい」とサヨナラします。


明日から


「しみずゆい」としてリスタートします。


シリーズに最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。


心から感謝いたします!


(^O^)/✨


(おわり)


今日も最後までお読みいただきありがとうございます♪


Have a nice day!
image
千と千尋の神隠し(C)ジブリ2001
千尋が元の世界へ帰ることができたのは、契約書に書いた自分の名前を間違えて書いたからだと聞きました。
「荻野」の火が「犬」になっているの、皆さんは知っていましたか?