ちび子の仲良しだった友達からの裏切り
傷つき苦しんだ出来事の記録を綴っていますが
夏休みやらあれやらこれやらでまたもやずいぶんこと長い事空いてしまいました…
これが最後のお話になります
辛かった事のまとめ記録⑥は こちら から
5月31日のYちゃん親子のわが家への謝罪訪問の後
週が明けてから教頭先生へ電話でそのことをお伝えしました
教頭先生のお話から
しばらくの間ちょくちょくYちゃんのお母さんは学校へ行き先生と何度も相談をされていたようです
その中できっと親子で謝罪に出向いた方がいいのではないかという提案をされていたのでしょう
(以前に私が教頭先生と話した時に「私だったら子供の首をひっ捕まえてでも相手の家に謝罪に行く」と言ってもいたので)
教頭先生は「そうでしたか。良かったです。」とおっしゃってました
学校側的にはこの訪問で一件落着といった捉え方だったようです
これでこのことは終わったと…
でも私達からすれば学校を通したのであれば最後も学校で
という考えでいました
ちび子も親や先生たちの前できちんと謝ってほしいと望んでました
その事を伝えると教頭先生はあまり浮かない声になり「そうですか…」と
きっと面倒くさいんだろうなってすぐに感じました
私、相手の話し方や声のトーンですぐその人の真意が読み取れちゃうことがあるんです…
けど譲れない!
結構強引に日程を調整してもらえるように伝え電話を切りました
その後連絡は来ることもなく2週間が過ぎ修学旅行
どうなってるんだろう?と思いながら待っていると修学旅行後に連絡が来て
6月18日に最後の面談をすることになりました
この日は教頭先生は出張で不在
担任と学年主任の元、両親子で最後の面談をしました
Yちゃんは最後まで「ちび子がすぐいじけちゃったりするのが嫌になってやった」と貫き通したけど私は心の中で「それだけじゃないだろ!」と叫んでました
そしてそれを聞いても横でただただうつむいてるだけの両親
もっとしっかりしてくれよ!と思いながら見てました
Yちゃんはちび子を無視し始めてグループ内の他の子たちと遊ぶのが楽しくなって夢中になったとも話してて
私が「その子たちはあなたの友達でもあると同時にちび子の友達でもあるの。あなたの話聞いてると自分さえよければそれでいいって感じだよね」
と言うとYちゃんはハッとしたかのような顔をして「えっ…」と小さな声
Yちゃんの話は最後までおかしな点がいっぱいでした
中には自分じゃなくNちゃんがグループを仕切ってて私はNちゃんが怖かったと
でも自分が一番強く出ていたという事に関しては認めるという
もう支離滅裂
結局人のせいにしたいだけの自分勝手な人間ということがよく分かった瞬間で
こんな子とちび子は友達だったのか…
とがっかりしました…
横で聞いてる親もそこで何も言わないのもいかがなもんかと思った
ちび子はこれをどんな気持ちで聞いていたのだろう
これ以上何話してもちび子をいじめた本当の理由なんてこの子言わないな
と思って
言いたい事言わせてもらいました
あちこちでちび子の悪口を言いまくっていたよね?
と全容を知ってるわけじゃないけど鎌をかけて聞いてみたら
なんと「そうです」と認めちゃった! ←やっぱりかと思いつつマジか!?とこれは最悪の驚き…
ちび子には伝えてなかったのでちび子はちょっと驚いてたけど
ちび子をいじめるようになってからYちゃんが数人でやっていた交換日記についても触れ
悪口というのは一度ばらまいたらSNSと一緒でずっとずっと消えることがないの!
ここの小学校は一小一中
実際小学校の時に言われた悪口が中学校入ってからもあちこちに広まり学校いけなくなってる子もいるの
あなたがばらまいた悪口はちび子の名誉を傷つけました
交換日記だって何書いてるんだかね
卒業式が来るまでにちび子の名誉を必ず挽回してください
これは絶対です!
あなたがちび子に対してできるせめてものお詫びの一つです
そして
あなたの身勝手な気持ちから出たあなたにとっては何気ない言葉や行動
それがどれだけちび子の心を傷つけ追い詰めたことか
自分がこいつうざいからとナイフでグサッと刺すのと一緒だよ
体に傷をつけさえしなければ、心にナイフを突き刺してもいいのか
と言ったらそれは体にナイフを刺すのと何の変りもない
あなたはちび子の心にグサグサとナイフを刺しまくりました
結果ちび子の心には一生消えることのない傷ができました
あなたは少なからずちび子の人生を変えてしまいました
あなたは人を刺したのと一緒なんです
その事を一生忘れないでください
と伝えました
かなりきつい言い回しだったと自分でも分かって言いました
けど
このくらいでなければ、いじめは命に関わる列記とした犯罪なんだってことを明示しなければ絶対にいじめはなくならない!
この子はまた繰り返す
そう思ったからです
ちび子はそれでもYちゃんからの謝罪を受け入れて
もう二度と人を傷つけないでと言い許しました
その心には
Yちゃんも辛かった部分はあった
というものからでした
人の心の痛みも受け入れ許したんだと思います
担任からも
悪口の件に関しては深刻な問題でクラスでも話し合う事があり
これからも大きな課題として取り上げていきたいと話されてました
Yちゃんの両親は最後まで何も話すことなくただただ涙し頭を下げて
Yちゃんも最後はただただ涙
ちび子はスッキリしたかのようにしっかりとした口調で
最後に「ありがとうございました」
と挨拶をして締めくくりました
言葉というのは時として人を救ったり幸せにもするけれど
時として人を不幸にもし人生を狂わせてしまう
行動も同じです
自分が言われたらどう感じるだろう
自分がされたらどう思うだろう
という想像力がIT技術の発達により
子供達だけでなく私たち大人にも欠けてきてるようにも感じます
子供のいじめは加害者本人が気づいてない場合ももちろんあるんだけど
それならそれできちんとその場その場で教えなきゃならないし
子供って本能でいっちゃう部分が大きいからその分やっぱり残酷なんだよね
それを大人はチョチョらに取ってはいけないんだよね
被害を受けてる子供にとっては死にたくなるくらい深刻な問題なのだから
そして加害者である子供にも何かしら家庭環境が影響していたりもする
それらを大人たちがどれだけ真剣に受け止めて解決へ導き心を救ってくれるかで
子供の未来も大きく変わっていくのでは
と私は思います
ちび子の苦しく辛く何度も何度も泣いた半年間
6月18日
ようやく幕を閉じました
辛いことではあったけど
これもいつか何かあった時の大きなバネとなり乗り越える力となることでしょう
人は良いことと悪いことが半分ずつあると言われているから
ちび子は苦しい事この2年、3年で味わったんだからもう後は良いこと尽くしだ
と今は伝えています
長文にお付き合いいただきありがとうございました
そしてちび子をいつも応援して下さる皆さまへ
大変ご心配をおかけしました
今は少しずつちび子らしい元気な姿が増えてきてます
本当にありがとうございました
これからもちび子を温かく見守って下されば幸いです