これで3キロ痩せた | 肺癌なわたし。8月8日生まれの未来は明るい!

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ALK患者もうすぐ5年目を迎えます!

こんばんは。
ブログを見て下さる方ありがとうございます。



気管支内視鏡検査の当日。

さすがに旦那と両親が心配して一緒に来てくれました。

とにかく何もかも初めてで、びびりな私も
何にビビってるのかさえ分からず。

検査室の前で待ってると、ビシッとしたスーツ姿のサラリーマンが先に入っていった。


そして、私も名前を呼ばれる。

はじめに麻酔。
何しろ咳が止まらない上にあんなスプレー式の麻酔されたら、もう麻酔だけで苦しい!
全然進まない。何度も中断。

「苦しいですよね、頑張って下さいね」

そう何度も言われながら、

しゅっ

しゅっ

しゅっ


勘弁してくれーー

舌も思いっきり引っ張られるのね。

でもこんなのは序の口で。

いよいよ検査開始。
何人か先生はいるけれど、あの外科部長さんは声だけ聞こえる。

スタートッ!!

ぶくぶくぶく。。
ごぼっごぼごぼっ!!
うえーーっおえーーっ
ボコボコボコボコ。。。。

自分の唾液と咳で溺れそうになり、
死ぬんじゃないかと本気で思った。

担当していた先生はかなり時間をかけて、
私を苦しみのドンゾコヘ落としっぱなし
だったので、とうとう外科部長が出てきて、

「ブチッ」

痛っ!!

鈍い音がして終了。

苦しみ抜いたベットから解放されるも
起き上がるのも精一杯。
咳もずっと止まらず。

外でまっていた家族は
私があまりにもボロボロだったので
声をかける事もしない。


その後、回復するまで横になるので
ベットのある部屋に行くと、
あのサラリーマンがかなり辛そうに
休んでいる。奥さんもとても心配そう。


後で旦那が、

「あんなにビシッ!としていたサラリーマンが
よれよれになって出てきたので、
どんなにつらい検査なんやろ。。
って本当に待ってるこっちも怖かった。
あんたもよく堪えたな」

と、慰め?てくれた。

検査の結果は後日。

家族も心配はしているけど、
反応が薄い。

多分みんな信じられなかったんだと思う。

タバコも吸わないし、若者ではないけれど、
肺癌になるにはまた早い気もする。

全然現実的じゃなくて
このときは全然病気の話をしなかった。


この夜、いきなり血痰が出て不安が最大に。
洗面所で真っ赤な血が流れていく。

そして涙と鼻水だらけの顔をふと鏡で見たら

一気にゲッソリしていた。
もう病人ようだ。

なんとなく体重計に乗ってみたら

3キロ痩せていた。

この2日間で、一気に。

結構へこんでるんだな。。

でもへこむのもそこそこで
次は、PET検査。

これまた初めての体験。

そしていよいよ
病名が宣告される日が来る。。