検査の結果は一人で | 肺癌なわたし。8月8日生まれの未来は明るい!

肺癌なわたし。8月8日生まれの未来は明るい!

ALK患者もうすぐ5年目を迎えます!

今日もこのブログを見て下さる方、ありがとうございます。

昼間、法事で出掛け
「桜が開花!見頃もそろそろ!」
とやたらテレビで行ってたので、ちょっとだけ期待してたけど、三分咲き。
でも良い天気でした。
暖かかったー!

それで、続きの
いよいよ医療センター受診の日。

ちょっとぷっくりした呼吸器外科部長
初めまして。


まず、
「あなた、一人でみえたの?」

ちょっとびっくりした様子。

うーん、これはやっぱり結核だった!?

そんな無知な私を横目でみながら

CT検査結果を見て、

「ここに、10センチ弱の腫瘍があります。
これだけ大きいとほぼ悪性の腫瘍であることは間違いないかと。
更に詳しく調べるので、内視鏡検査を明日行います。」

悪性の腫瘍。

あくせいのしゅよう

アクセイノシュヨウ

何度頭の中で復唱してみても
全然ピンとこない。

診察室を出て
気の毒そうに私を見る看護師が、

「このあと血液検査してもらって、
そして明日は内視鏡検査を受けてもらうけれど、ちょっと辛い検査なのでお家の方と一緒に来てくださいね!」

と、説明書を渡される。
そして

血液検査を受けて、会計へ。

まだピンと来ない。

外はもう初夏のような陽気。

車に乗り込む。

職場に電話しよう。結果をずっと待ってくれてる友人に知らせないと。
明日は仕事を休みたいと伝えないと。

コールしてからすぐ、友人が出て

「どーだった??」

すごく心配そうな声が聞こえ
思わず


「悪性腫瘍って言われたよーーっ
肺癌かもしれへんーっ(涙)」

いきなり大泣きしてしまった。
叫ぶように話ていたと思う。

やっぱり

やっぱり

やっぱりそーだった!


咳がいよいよ止まらなくて、
友人とご飯を食べに行ったとき
話している2時間、ずっと咳が止まらなくて
血痰が出た。

気付かぬふりして本当は分かっていた。

無知もいいとこやわ。

アホもいいとこやわ。

何でこんなことになったんやろ


でも、どんだけ泣こうと
何を後悔しようと、明日は内視鏡検査。

これから初めてだらけの事がおこる。

そしてこの先

なんでこんなことになったんやろ

と、何万回も思うことになるのだ。