9月1日 | みつばちと畑とハンドメイド

みつばちと畑とハンドメイド

大崎上島でののんびり暮らしのブログです。

4月から島のカフェ antenna でリフレクソロジーをさせていただいています。


島でリフレクソロジーをしてみようと思った時、
一番の問題は場所でした。

知人から antenna はどう? と勧められて
それはいい! と思った間もなく、
antenna がなくなってしまうかも、、、という話を耳にしました。

どうしたものかと流れをみていた時、
伯方島から和美さんがやってきて antenna は続けられることとなりました。


私が今こうしてリフレクソロジーをやり、作った服や革小物を置かせていただき、
自分を大切にする暮らしを始められているのは
和美さんが antenna に来てくれたおかげです。

そして私と同時期に、
同じく antenna 内で酵素玄米とすみっこ雑貨店をはじめた よっこさん。

お二人は、私が今まで出会って親しくなった人たちの中で
一番と言っていいくらいの平和な心の持ち主でした。

一緒にいて、気持ち良く過ごせるお二人でした。


東京にいた頃の私は、自分をいじめるようにハードに仕事をしていました。

それは人とのコミュニケーションを避けるためでもあり、
自分の心を見つめることを避けるためでもあったため、
ハードでありながら楽なことでもありました。

しかし、それも限界だと気づき、生き方を変えることにしました。


広島に戻って来てからも何カ所かで仕事をしましたが、
どこで働いても何かしらの窮屈さやしんどさを感じます。
それは仕事内容というより、人の心の窮屈さ、しんどさでした。


一緒にいて、楽しく仕事をさせていただいていたけれど、
どこかでストレスを発散しつつ、
働くというのはしんどくて当たり前、
と考えている人が多かったように思います。
少し前なら、きっと私も同じように思っていました。

でも、本当にそれはもう限界。

働くということは、本当にそんなにしんどいものなのか?

そんな思いをして働くなら、何のために島に来たのだろう、
何のために生きているのだろう、と考え、
こういう職場を選ぶのは最後にしよう と、その職場を辞めました。

そうして4月から始めたのが antenna でのリフレクソロジーでした。


和美さんとよっこさんと一緒にいても、
妙な窮屈さを感じません。

助け合い、支え合い、暇な時は3人でお茶の日々。

生計の全てを賄えているわけではないけれど、
働く、収入を得るという行為は
こんなにも平和であっていいのだと染みていく毎日。

この穏やかな日々の中で、
ニュートラルな自分を知っていくことができました。

そして、
それまでしんどさを感じていたさまざまな感情。
実はそれは、周りに影響されていただけだと気づきました。

自分と他人との感情がごちゃ混ぜになっていました。

その確信のようなものを得ると、
感情に振り回されることも、しんどさを感じることも少なくなりました。

そのことに気づけたのは、私にとってとても大きなことでした。

平和なお二人だからこそのことでした。


その機会を与えてくれた和美さんとよっこさん。

和美さんは antenna を予定より早く卒業することになり、
よっこさんは少しの間休養に入ることになりました。

真面目なお二人なので、
ちょっとがんばりすぎたのかもしれません。

4月からの5カ月間、一緒に過ごさせていただけたことに、
本当に、心から感謝です。

私が大きな気づきを得られたように、
きっとお二人も、必要な気づきを得られたことと思います。

これからのお二人に、祝福の光が降り注ぎますように。

ありがとうございました。



いくえ
http://happy-yoursmile.jimdo.com