AKB48で成功した電通が設立する「オタクがラブなもの研究所」とは? | ひかのネトヲチブログ

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電通が真面目にオタクを研究する?
大手広告代理店「電通」は3日、オタクを専門に研究する「オタクがラブなもの研究所」を設立する、
と発表した。

不況も関係なしの巨大市場
一般的にオタクと言えば、アニメやアイドルのファンを指す。かつては日陰の身であったが、最近では自分が
オタクであることを認め、公言する若者も増えている。
昨年10月に矢野総研が発表したデータによると、「あなたは自分を『オタク』だと思いますか、もしくは人から
『オタク』と言われたことはありますか」という質問に25.5%の人がイエスと答えている。

これは普通に暮らしながら、オタク的な趣味を愉しむ「ライトオタク」が増加したためとみられる。
同人誌(682億円)、アイドル(568億円)、オンラインゲーム(3,161億円)などは特に市場規模が大きく、
しかも拡大傾向が続く。
広告代理店としては、ぜひとも嗜好を分析し、先取りしたいところだろう。


AKB48が美味しかったので
電通がオタク市場の獲得に成功した例としてはAKB48が有名だ。コンサートのチケットにも、「企画/電通」
と記載されており、関係は深い。
最近では自殺防止キャンペーンで「あなたもGKB47」なるひどいコピーを作って大失敗したのも電通だ。
さんざん非難を浴びたが、結局キャンペーンにAKB48を使う方針だけは曲げなかった。

こういった方針をみていると、電通がやろうとしているのは、オタク市場の公正な研究ではなく、
「ハーメルンの笛吹き男」的な誘導に思える。研究はその「音色」を選ぶためのものだろう。
資金を持つ広告界の巨人、電通だけに、吹く笛の音はバカでかく耳障りだ。

▽アラサーマン
http://www.ala30.net/news_c1ye12MEsY.html?right

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