結婚すると、今までの生活と違い、妻と一緒に暮らすようになります
自分と同じ環境で過ごしていた親とは違い、違う環境で育った妻と一緒に暮らすと色々とあるわけです。
今回はそんなお話です
結婚してから、色々と気付かされることがあるのですが、そのひとつに期待があります。
結婚するまで人に期待する時には、考えなしに期待をしていましたが、
結婚して子供が産まれ育児をするようになると、考えなしに期待をしなくなりました。
子供は2人いますが、1人目の時に相手(ここでいうと妻と子供です)に期待をしすぎてしまい、
その期待が叶えられなかった時の喪失感や絶望感が自分にとってかなり負担となり、精神的におかしくなりそうな時期がありました。
本当に些細なことなのですが、
ご飯を作る、洗い物をする、洗濯をする、洋服を取り込み畳む、掃除をする、日用品を買う、
などなど、家族で生活していると当たり前のようにこれらの家事をこなしつつ、
慣れない子育てをしていくので、精神的肉体的にもかなりハードです。
もちろん、仕事をしている、ということも要因の一つです。
そこで、私が失敗したのが、相手に期待しすぎる、ということです。
例えば、自分が仕事で疲れている、もしくはネガティブになっているなど、心身ともに芳しくないとき、
上記のような家事育児がどうしても大変な時があります。
そんな時、妻に対して、やってくれるようお願いをすると、
不機嫌になる、嫌々やる、やった後も不機嫌、時には反発しやってくれない、
などなど、ありました。
自分の意見としては、お互い大変なのは理解しているので、相手の状況をみて、お願いできそうだな、という時にしかお願いをしていなかったのですが、
妻にとっては、お願いを受け入れることができない状態だったようで、反発されることも多くありました。
子供についても同じで、といっても、子供の場合は出来なくて当たり前という考えが頭の隅にあるので、そこまで期待していないのですが、
やはりこういったのにやってない、などあると、ストレスが溜まってしまいました。
そこで考えに至ったのが、
期待するからがっかりする
ということでした。
がっかりすると、自分の心身にかなりダメージがきてしまい、その後の家事育児が大変になるケースが多くありました。
つまり、そもそも期待をしなければ、がっかりしない、ということですね。
これをしてみたところ、自分としてはかなり効果がありました。
どんなに大変でも家事育児は基本期待しない、頼らずにするようになり、
そのときは大変ですが、終わってしまえばストレスが比較的少なく済みますし、
人間慣れるもので、それを続けていると今まで大変だったものがこなせるようになってきました。
相手に期待しない、と字面だけみるとかなり冷たく感じますが、
言い換えると、相手に求めすぎず、自分でこなすことで、良好な関係を気付ける、ということだと思います。
どうしても元々は他人である妻なので、そりが合わないことは多々ありますが、
適度な距離感が夫婦仲のコツかもしれません。