時々、ザワッとくるこの感覚。
100の位置からズレているのがわかる。
このドイツの風と
乾いた空気と
豊かな緑と
広い広い青空と
小鳥たちの囀りと
わたしを受け入れてくれている大地と
すべてが愛しくて
すべてが大好きだから
別れたくない。
日本へ帰る決意をした時、
そこに迷いはなかった。
次のステージが始まる。
確かな予感を感じている。
それでも残りのドイツ生活に
私の心は惹かれてやまない。
新しい生活への怖れなのか?
怖れというよりは
この幸せを手放したくない想いが強い。
未来に幸せがなくなってしまうかも…?
という怖れなんだね。
大丈夫。
幸せはこの氣持ちの延長にあるのだから。
大丈夫。
委ねていこう。
幸せがなくなってしまうという幻想を
今、手放す時。