父の手術 | 猫の処方せん

父の手術

今日、胸部外科の先生と話をしました。


父の今の状況、状態。

手術のリスク。


いろいろ伺いました。


腹部大動脈瘤破裂
仮性大動脈


動脈瘤が破裂して今、生きているという症例はまれで、先生も今までに三人しか見たことがなく、うち二人は若い方だそうで、今後どうなるかはまったく解らないそうです。


父の場合、人工肛門、バルーン、認知、高血圧などと問題点満載で

開腹し、人工血管を縫い合わせる手術か、カテーテル手術をしても、繰り返す腎盂炎と熱で腎機能低下で、前の様には元気にはならない。

人工透析の可能性も高く、いつかは再破裂する。


話を聞く限り、手術のリスクのほうが高い、という結果でした。


せん妄もあり、透析をしても暴れたりするとアウト。
比較的簡単なカテーテル手術も部分麻酔中に少しでも動いたらアウト。

大嫌いな病院で、いろいろ管を繋がれて、行き長らえるよりも、普通の生活をして好きな物を食べて、ストレスのない生活をさせたほうが幸せなのかな。と思ったりしてます。

とりあえず今日、話聞いた上で、手術はしない方向に考えてます。

長生きしてほしいけど、状況がまったく理解出来ない父がそれを望んでいることはないと思うし。


まだまだ問題山積みですが、私も折れずにしっかり見守っていこうと思ってます。

最後まで穏やかに過ごしてもらうことを第一に考えて。

破裂しても生きている、まれな症例。


父ってその時点で運があるのね、と思いました。