原題:SMETTO QUANDO VOGLIO/I CAN QUIT WHENEVER I WANT
製作:2014年 イタリア
監督:シドニー・シビリア
脚本:シドニー・シビリアほか
音楽:アンドレア・ファッリ
出演:エドアルド・レオ、ヴァレリア・ソラリーノ、ステファノ・フレージ、ヴァレリオ・アブレア
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神経生物学者のピエトロは大学での職を
追われて収入に困り、それを恋人にも
打ち明けられずにいた。

ある日、彼はクラブで少量のドラッグが
高い値段で取り引きされていることに
ヒントを得て、自分の化学の知識を生かして
純度100%に近いドラッグを作って売り出す
ことを思い付く。

ピエトロは仲間である6人の研究者に声を掛け、
犯罪集団を結成する。ピエトロたちが作った
ドラッグは評判を呼び、売り上げもアップ
していくが……。
(WOWOWオンライン より)
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リストラされた大学教授たちが
その知識を武器に合法ドラッグを生成、
儲けも評判も一気にアップするものの
ライバルの組織や警察に目を付けられてしまい…

という話を
終始イタリアらしいコミカルなやりとりと
風刺を交えて描いています。

監督のシドニー・シビリアは今作が
長編デビュー作で、続編となる

『いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち』
『いつだってやめられる 闘う名誉教授たち』

も2017年に公開されました。
そう、三部作になっているんですね~

7人の教授を簡単に紹介すると…

ピエトロ・ズィンニ
神経生物学者でありリーダー。

アルベルト・ペトレッリ
計算化学者。中華料理屋で皿洗いをしている。

マッティア・アルジェリ
解釈論的記号学者。ガソリンスタンドで給油係。

ジョルジョ・シローニ
ラテン碑銘学者。
同じくガソリンスタンドで給油係。

アルトゥーロ・フランティーニ
古典考古学者。
工事現場で働き、トラックを調達。

バルトロメオ・ボネッリ
動学マクロ経済学者。
ギャンブル狂でロマの女性のヒモ。

アンドレア・デ・サンクティス
文化人類学者。
悪ぶって解体業者の社長と面接するも
大卒がバレて不採用に。

ちなみにピエトロ・ズィンニ役の
エドアルド・レオは
実際に学位を持っているのだそう。

これは続編も絶対見るべきです!!


いつだってやめられる 7人の危ない教授たち