6月14日に
ロシア vs サウジアラビアで
幕を切ったロシアワールドカップも
ついに決勝!

グリーズマン、ポグバ、カンテらに加え
19歳のエムバペが躍動するフランスと

モドリッチ、ラキティッチという
稀代の名手を揃えたクロアチア。

スターティングメンバーには
両国もベストな顔ぶれが並びました。

<フランス>
GK:ロリス
DF:パバール、ヴァラン、ウムティティ、リュカ
MF:ポグバ、カンテ、マテュイディ
FW:グリーズマン、ジルー、エムバペ

<クロアチア>
GK:スバシッチ
DF:プルサリコ、ストリニッチ、ロブレン、ヴィダ
MF:ラキティッチ、モドリッチ、ブロゾビッチ
FW:ペリシッチ、マンジュキッチ、レビッチ

直前の試合からオフが1日が短く、
しかも3試合連続で延長戦を戦ってきた
クロアチアが不利という
戦前の予想でしたが、

試合はそのクロアチアが前線から
積極的にプレスをかけて押し気味で進めます。

しかし18分、フリーキックを得たフランスは
グリーズマンが左足でクロスを送ると
マンジュキッチの頭をかすめてそのままゴール。
オウンゴールでフランスがラッキーな先制。

ただ、これまでの試合でも、先制を許しては
追いついてきたクロアチアは動ぜず
28分にプルサリコが右サイドから折り返したボールを
最後はペリシッチが左足一閃。同点!

34分にはフランスのCKをペリシッチが
ハンドでブロックしたというジェスチャー。

今大会“威力”を発揮しているVAR判定の結果、
PKが与えられ、グリーズマンが難なくゴール。
これで2-1とし、フランスリードで
前半が終了しました。

ちなみにこの判定には誤審だと
批判も集まっているようですね。
試合の結果を左右するものだっただけに
ちょっと残念に思います。

後半も立ち上がりからクロアチアペース。
10分にはデシャン監督がカンテを交代。
確かにこの試合ではイエローカードを貰うなど
門番としての役割を果たせてませんでした。

その4分後、エムバペがスピードを生かして
ペナルティエリアに侵入。
そのクロスをグリーズマンが落として
ポグバがシュート。

一度はブロックされるも、左足のインサイドで
狙いすましたボールはクロアチアゴールを揺らしました。
これでフランス3-1。

さらに20分には左サイドの
リュカ・エルナンデスがドリブルで運び
エムバペが左足でシュート。

スバシッチが動けないゴールで
4-1とリードを広げます。

諦めないクロアチアも、24分にマンジュキッチが
相手キーパーまでボールを追いかけ、
ロリスのキックをブロックするような形のゴールで
2-4とし、2点差。

その後も攻め続けますが、
結局4-2でフランスが逃げ切り、20年ぶり2度目の優勝。

奇しくも、20年前にキャプテンとして
優勝トロフィーを掲げたデシャン。

選手・監督両方での優勝は
ブラジルのマウロ・ザガロ、
ドイツのフランツ・ベッケンバウアーに続いて
3人目に名を残すことになりました。

そして敗れたものの、クロアチアのキャプテン、
ルカ・モドリッチが大会MVPに輝き
得点王は6点を挙げたイングランドのハリー・ケイン。

これで1ヶ月間に及んだ、熱戦の日々も
幕を閉じました。
毎日、試合に、ワンプレーに興奮していた身としては
しばらくワールドカップロスが続いてしまうかも~

次回は2022年のカタール。
さぁ、日本も次の監督は誰になるんだろう。
4年後に向けて、リスタートです。


フランス優勝