EAFF E-1選手権と
並行して行なわれていた
FIFA CLUB WORLDCUP。

世界的にも注目を集めたのは
こちらのほうでしょうが

特に準決勝のアルジャジーラと
レアル戦ではVARや副審の判定の拙さも
目立ちました。

そんな中、決勝は
欧州王者のレアル・マドリーと
南米王者のグレミオの顔合わせ。

まず史上初の2連覇を目指すマドリーは

GK:ナバス
DF:マルセロ、ラモス、ヴァラン、カルバハル
MF:カゼミロ、クロース、モドリッチ、イスコ
FW:ロナウド、ベンゼマ

というスタメン。
準決勝で決勝点をあげた
BBCの一角、ベイルはベンチ。

一方、大会2度目の優勝を目指す
南米の雄グレミオは

GK:グロエ
DF:エジウソン、ジェロメウ、カンネマン、コルテース
MF:ジャイウソン、ミシェウ、ラミーロ、ルアン、
  フェルナンジ-ニョ
FW:バリオス

注目していた次世代の逸材、
アルトゥールが負傷で不参加なのが残念。

ちなみに監督のレナト・ガウショは
選手時代にグレミオの世界一を経験しています。

試合はレアルがキープしながら
縦にボールを入れようとするも
グレミオの堅守がはじき返します。

その中で目立つのがイスコ。
一瞬空いたスペースにクロスを入れたり
シュートを放ったり。
ヴァランでなく岡崎だったら
合わせられたんじゃないでしょうか(笑

グレミオは攻撃の要となるはずの
ルアンが機能せず、
その分、ディフェンス陣が踏ん張ります。

そしてそんなときに決めるのが
クリスティアーノ・ロナウド!

メッシと同じ、5度目の
バロンドールに輝いた男は右足を一閃。
後半8分にFKから直接シュートをねじ込みます。

角度は異なりますが
前半で1本打ってたのが良かったのかも。
本当は壁の上を越すイメージだったでしょうが。

こうなると苦しいグレミオ。

相手が前がかりになれば
カウンターが狙えるものの
レアルは無理に攻め込みません。

さらにはモドリッチ。
クロアチア代表ではトップ下も任される
テクニシャンが守備でも出色の出来。

ポストを叩きましたが、
シュートもパスもポジショニングも
すべてが正確で
ここ数年、レアルの心臓といえる存在。

グレミオのほうではジェロメウ。
足を出すタイミングや、カバーリングで
立ち塞がります。

結局、終盤はベイルというカードを持った
レアルがスタジアムを湧かせながら
1-0で盤石の勝利。

グレミオは何もできなかったなー。
MVPはモドリッチ。納得。

レアルにとっては、
来週のクラシコに向けて最高の結果となりました。


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